そろそろ転職しようと思うのだけど。。。
異業種への転職にも興味があるんだけどどうしよう?

同業他社ではなく未経験の業種に転職をする時に気になるのが、転職の難易度や募集の有無ではないでしょうか。

実はスキルが求められる仕事でも未経験者を歓迎している業界は多く、異業種からでも転職はしやすくなっています。

この記事では未経験の業種に転職を希望する人におすすめの業界をご紹介します。

転職を検討している方は仕事を選ぶ際の参考にしてください。

未経験の業種や職種への転職って可能なの?

転職サイトで求人を検索したときに、「未経験者歓迎」という文言を見かけることは少なくありません。

慢性的に人手不足の業界では、異業種からの転職希望者を積極的に採用している所も多くなっています。

なぜ、未経験者が歓迎されるかというと、単純な人手不足もありますが、専門職や技術職など職種によっては仕事内容をするのにスキルが必要な会社もありスキルのある即戦力を採用しようと思うと中々人が集まらないだけでなくコストもかかるためです。

このような会社では経験者はなかなか採用ができないため、他の業種からの転職希望者を広く求めています。

また、新卒の応募が少なくて予定の人数が集まらなかった時にも、中途採用で未経験者を採用することがあります。

求人に応募をする側から見ると未経験者歓迎とあっても、経験者が優遇されるのではという不安は否めません。

確かに仕事の経験や知識では業界や職種経験者の方が有利です。

ただ、採用する側は入社してからのポテンシャルも含めて選考を行います。

他の業種からの転職でも業界研究をしっかり行い、仕事内容への理解を深めていると判断された場合には採用される可能性も高いです。

技術職などのスキルが求められる仕事に関しても、仕事に必要な資格を取得してから応募をした場合には転職が実現しやすいと言えます。

転職先においては、実績よりも働いてから実力が発揮できるかということが大事になります。

求人票の募集要項の条件を確認した上で応募をすれば、キャリアチェンジも夢ではないでしょう。

転職先の業種や職種を選ぶための3つの判断基準

他の業種に転職をする場合、仕事への憧れだけでは転職活動は成功しません。

異業種に転職することで自分自身にどんなメリットがあるのか、しっかり考えることが大切です。

業種や職種によっては離職率が高く、新しい人材を採用しても続かないということもあります。

そのため、慢性的な人手不足の業界にはそれなりのデメリットもあるということを知っておいた方が良いでしょう。

異業種の仕事への転職を希望する時には業種や職種に関する研究をして、メリットとデメリットの両方をチェックすることが大切です。

転職先を検討する際、具体的に判断したい基準は次の3点です。

  1. 現在の職種より業界全体を俯瞰的に見て利点がある
  2. キャリアアップが可能
  3. 求人の需要が見込まれ人材の獲得に力を入れている

現在の職種より業界全体を俯瞰的に見て利点がある

年収と勤務時間は転職を検討する上で重要なポイントになります。

特に異業種へ転職をした場合、収入が下がるという可能性もあります。

転職をした時点以外にも、実際に働き続けた場合に給与が上がるかということも加味した方が良いでしょう。

成長が見込まれる職種であれば、過去何年かの平均賃金が上がっているはずです。

現在の職種よりも転職をした方が、条件面で都合が良いということもあります。

また、労働時間についてもしっかり確認をしておきましょう。

残業を避けたくて転職をしたのに、転職前よりも長い時間働くことになってしまったということもあり得るからです。

勤務時間や月の残業時間だけでなく、休日についてもチェックしましょう。

業界によっては、夏休みや年末年始といった長期休暇を有給で賄うという所もあります。

現在の職種や業種よりも働きやすいかということも調べた上で転職先を選びましょう。

キャリアアップが可能

転職先でも今までの仕事同様キャリアアップが難しい環境では意味がありません。

転職後に多少時間がかかってもしっかりキャリアアップして、年功序列以外にも所得が上がる要素があり、自分自身にもスキルが身につくかどうかが非常に重要となります。

これはあくまで業種としてそういった傾向があるかが重要なので入社後にその会社がキャリアアップに伴って待遇が上がらなければ同業他社に転職してしまえばいいのでそれくらいのスキルが身につく業種が理想的といえます。

意外とスキルさえあれば転職してしまった方が待遇アップが簡単だったりもします。

求人の需要が見込まれ人材の獲得に力を入れている

異業種への転職を希望するなら、現在の業種よりも成長が期待できる職種を選ぶようにしましょう。

なぜなら、成長している業界(求人の需要が見込まれる業界)というのはまさしく札束の殴り合いによる人材獲得合戦が行われているからです。

未経験からの転職難易度も落ちますし、今後今の会社が潰れてしまったとしても業界自体が成長していればいくらでもあなたを欲しがる企業は出てくることでしょう。

今の時代1つの会社に長く勤めることが安定ではなく、仕事に困ることがないスキルや経験を持っていることが安定に繋ると状況も変わりました。

可能な限り成長の見込める需要のある業界に転職することが今後の人生を有利に進める手段の1つと言えるでしょう。

異業種転職するのにオススメな仕事3選


前述したように、異業種から未経験で転職をするなら年収アップとキャリアアップは重要です。

安定性や将来性といった業種や職種における需要の高さも大事になります。

この章で紹介する3つの業種はこれらの条件を満たしており非常に穴場な転職先と言えます。

年収アップも見込めるので、転職では魅力的な仕事と言えるでしょう。

他の業種からの転職であっても、前職の経験を活かすことも可能です。

また、スキルがあればキャリアアップもしやすい仕事になっています。

  • システムエンジニア
  • 公務員
  • ウェブマーケター

システムエンジニア

システムエンジニアはスキルがなければ転職は難しいと考えられている仕事です。

平均年収は厚生労働省が発表した平成29年度の「賃金構造基本統計調査」によると550万円となっています。

全体の平均年収が454万円ですから、他の業種や職種に比べると年収は高めになります。

大手転職サイトDODAの求人を見ると、令和2年10月の時点で職種未経験歓迎が155件、業種未経験が141件となっていて、意外と未経験でも応募がしやすくプログラミングの知識があれば、採用されやすい傾向にあります。

転職がしやすいと言ってもITに関する最低限の知識を身に付けていることが条件になるため独学で勉強するか、プログラミングスクールに通うなど様々なコストと努力が必要になりますが、今後需要が伸びるのは明らかな業種であり将来性がある仕事と言えるので、異業種からの転職もおすすめです。

公務員

他の職種からのキャリアチェンジを検討していて、安定した仕事に就きたいという人におすすめなのが公務員です。

国家公務員だけでなく地方自治体でも社会人経験者の採用枠を拡大しており、条件が合えば応募がしやすい職業になっています。

公務員のメリットは、景気に左右されないという安定性でしょう。

平均月収に関しても、平成30年国家公務員給与等実態調査結果では月額で41万円となっており、他の業種よりも収入は良いと言わざるを得ません。

福利厚生の充実や社会的な信頼性も高いとメリットが多い仕事です。

また、公務員の魅力は安定性だけではありません。

国や地方問わず、人の役に立つ仕事です。

スキルは身につかないため再度転職する際は苦労すると思いますが、安定した仕事でずっと働きたい人や国と地方のどちらでも社会のために役立つ仕事がしたいという人に向いています。

ウェブマーケター

インターネットが普及したことから生まれた仕事がウェブマーケターです。

Web広告の運用やSNSの運用、SEOに必要な検索エンジンの最適化やWEBサイトのコンテンツの企画など様々な仕事があり、転職市場でも需要が増えています。

未経験者には狭き門とも言えますが、ウェブマーケターのスクールも開校されており、知識を身に付けておけば採用の可能性はあります。

年収に関しては実力主義の所が多く、成果を出せば1,000万円以上稼ぐことも可能です。

前職で企画経験がある人やインフルエンサーを目指したいという人に向いている職業と言えます。

未経験からの異業種転職は将来のキャリアについても考えてから仕事を選ぼう!


未経験からの転職は、キャリアビジョンを考えてから選ばないと後悔することになりやすいです。

転職が実現して仕事をしてみたものの、イメージと違っていたというのでは意味がありません。

他の業種から異業種に転職をしてキャリアアップができるのかというのも考えることが大切です。

年収や福利厚生、上位職への道筋についても調べた上で業種や職種を選ぶようにしましょう。

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