最近、契約内容には書いてない仕事も任されてないか...?

派遣社員と正社員に見えない壁ってあるよね。

などと、何かしらの悩みを抱えている方は多くいるのではないでしょうか。

派遣社員は、派遣会社で雇われて派遣先の会社で働くという少し変わった労働環境にありますので、悩みを抱えやすいというのもあると思います。

今回は、派遣求人まとめサイトのエン派遣さんが2020年3月26日(木)~ 2020年4月29日(水)に行った『仕事の悩み(2020年4月調査)』を元に、実際に派遣社員が抱えている悩みについて考えていきます。

現在派遣社員として働いている方や、これから派遣社員として働いてみたいと思っている方の参考になればと思います。

働く人はどんなことで悩んでいる?その内容とは?

今回の調査では、雇用形態を問わない9396人の方が回答しています。

はじめに派遣社員にポイントを絞らずに、働く人はどんな悩みを抱えているのかみていきましょう。

まず、『悩みを抱えている』という回答をした割合ですが、

引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

このように仕事の悩みを抱える人は全体で83%、派遣社員で81%と多くのひとが悩みを抱えていて、その中で働いているということが伺えます。

次に、その悩みの中身について見ていきましょう。

アンケート結果はこのようになっています。

引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

一番多かった悩みは『給与・待遇』で41%、次に『仕事内容』で27%、『雇用の安定性』で26%という数字になっています。

大半の方が給与や待遇で悩みを抱えていることが分かります。

この41%の中で派遣社員の割合がどのくらいあるかはわかりませんが、ここでいったん派遣社員と正社員の時給比較をしてみましょう。

ジョブズリサーチセンターさんの調査によると、三大都市圏の派遣社員の平均時給は1,607円となっています。

引用元:ジョブズリサーチセンター

一方、正社員の時給ですが、年収styleさんから引用させていただき三大都市圏の20代平均年収から時給を計算してみると

360.5万円 ÷ (8時間 × 20日 × 12ヶ月)= 1,877円

となりました。

派遣社員と正社員の平均時給を比較してみると、少し差があるように思えますが、派遣社員の時給ベースは高いことが分かります。

正社員はサービス残業になりやすい傾向もあり、一日1時間サービス残業するだけでも200円ほど時給が下がってしまいます。(平均時給 1,668円)

その点で、働いた分だけ給与が支払われる派遣社員は金銭的、時間的にも効率が良いと言えるのではないでしょうか。

これらから、41%という数字は正社員が多く占めているのではないかと推測できます。

話は戻りますが、次に多かった『仕事内容』について話していきましょう。

エン派遣さんは具体的な悩みについても調査されていました。


引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

主に仕事に対する充実感や達成感が足らないと感じていたり、話とは違う業務を任されてしまうということが起きているようです。

仕事にもさまざまな業務があると思いますが、『やってみたら思っていたのと違った』ということは珍しくはありません。

できることなら、自分に適したやりがいを感じる仕事をしたいですよね。

人は仕事を中心に生きていますから、『仕事の充実感』が『生きがい』に繋がるといっても過言ではないでしょう。

派遣社員では、さまざまな仕事をして貰えますので、自分にあったものを吟味することができます。

また、その仕事が合わないと感じたら、契約満了で新しい仕事を紹介して貰うこともできます。

その点でも、派遣社員は働きやすい環境にあると言えるでしょう。

次は『雇用の安定性』に着目したいと思います。

悩んでいる26%の方はおそらく、正社員ではない非正規雇用の方がほぼ占めていると考えられます。

非正規雇用には派遣社員や契約社員、アルバイトがあげられますが、短期的な雇用になりやすいので、不安に思う方もいるのではないでしょうか。

最近では新型コロナウイルスの影響により、仕事が減ってしまっているのも目に見えて分かる程になってしまいました。

このような会社の危機でより雇用に影響を受けやすいのは非正規ではありますが、派遣社員はそうとも言えません。

派遣社員の雇用元は派遣会社であり、派遣会社から仕事を紹介して貰っています。

もし、派遣先の事情で仕事が続けられなくなった場合には、派遣会社から新しい仕事を紹介してもらうこともできるのです。

当然業種全体で求人がなくなればその派遣会社で取り扱っている別業種の仕事を紹介してもらうこともでき非正規の中では安定してお仕事が出来る環境が整っていると言えるのではないでしょうか?

このような、突然仕事がなくなるというケースにも対応しやすいのが派遣社員のメリットのひとつであると言えるのでしょう。

悩み調査の上位について考察してみましたが、すべての悩みを解消することはとても難しいと思います。

悩みや不満はできるだけ解消して、理想の労働環境を目指したいものですが、少し妥協も必要なのかもしれません。

派遣社員の悩みは誰に相談する?


先ほどは『悩みの内容』についてお話しましたが、次はその悩みを誰に相談するべきかを考えていきたいと思います。

エン派遣さんはこのアンケートで、派遣社員の『悩みの相談先』についても調査していますので参考にしていきましょう。

調査項目は4つあり、

  • 仕事の進め方についての悩み
  • 職場の人間関係についての悩み
  • 体調など個人的な事情についての悩み
  • 時給など待遇に関する相談についての悩み

についての回答がまとめられています。

これらの調査結果から、私が注意が必要だなと思ったことを踏まえていくつかピックアップしてお話していきます。

まず、『仕事の進め方についての悩み』について見ていきましょう。


引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

多くの方が『就業先の上司』や『派遣会社の担当』に相談していること分かります。

ここでひとつ確認しておきたいのが、派遣社員に業務指示するのは『就業先の会社』であるということです。

派遣社員は派遣会社に雇われている形態ですが、派遣社員に指揮命令するのは『派遣先の会社』になります。

ですので、一番最初に就業先の上司へ相談することをオススメします。

仕事の進め方に関して一番に把握しているのは就業先の上司なので、適切な回答を貰いやすいと言えるでしょう。

次に『体調などの個人的な事情についての悩み』についてです。

引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

一番多かったのが『派遣会社の担当』で54%でした。

体調不良など、個人的な事情については『休み』が絡むことが多いと思います。

派遣社員が休みを貰うには、

  • 派遣先の会社に連絡して休めるか許可を取る
  • 派遣会社に休むことを連絡する(派遣先から許可を貰ったことを伝える)
  • 休みを貰う

このような流れになりますが、一番最初に連絡をするのは『派遣先の会社』です。

これからわかるように、個人的に事情を持っている場合には、派遣先にそのことを伝えておくことが良いと言えます。

もちろん、派遣会社の担当にも伝えておくことは必要ではありますが、就業先の上司に予め報告しておきましょう。

最後に『時給などの待遇に関する悩み』についてです。

相談先として、派遣会社の担当が72%と一番多い回答になっています。


引用元:仕事の悩み(2020年4月調査)について

時給などの待遇に関しての相談については『派遣会社の担当』に相談することが正解です。

他の回答を見てみると、少数ですが『就業先の上司』や『就業先の同僚』という回答があります。

ここで注意したいのが、時給や待遇などの契約内容に関する内容については『トラブル』の元になりかねないので、相談先を考えるということです。

この悩みについては、就業先の上司や同僚といった社員に対して相談するべきではありません。

反感を買うことになってしまいますので注意してください。

よりよい働き方・環境へ!


今回は、エン派遣さんの『仕事の悩み(2020年4月調査)』について考察をしてきました。

働き方には正社員や派遣社員、パート、アルバイトなどさまざまありますが、どれにも『悩み』の種はありそうです。

仕事への悩みや不満は、解決した方が良いに決まっていますし、いつまでも我慢していては体にも良くないと思います。

ですが、すべてを解決することはとても難しいと感じます。

時には悩みや不満を許すことも必要ではないでしょうか。

少し妥協して、そこをうまくやりくりすれば、より良い働き方が見えてくるかもしれません。

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