正社員で働くのにはもう疲れちゃったから非正規で働こうと思っているのだけどやっぱり契約社員かな?
派遣社員ってなんだかイメージ良くないしなぁ

世の中の働き方が多様化する中で、派遣社員として働く人が増えています。

もっとも、派遣社員についてはまだまだよく知らないという人も多く、その仕事の内容メリットなどが広く周知されているわけではないのかもしれません。

そこで今回は、派遣社員という働き方について、知っておきたいことを中心に紹介していきます。

平均時給など一般的な非正規社員のイメージとはだいぶ違いがあると思うので是非この記事をキッカケに派遣社員について知ってもらえたら嬉しいです。

正社員至上主義が弱まりつつある現代の日本


派遣社員は、正規労働者である正社員に対して、非正規労働者と呼ばれる場合があります。

非正規労働者とは、派遣社員の他に、契約社員やアルバイトなど、企業などの雇用者と雇用契約以外の契約を締結したうえで労働力を提供する社員を指して用いられています。

また近年では非正規でもないフリーランスという個人事業主としての働き方も注目されており働き方の多様化は進む一方です。

かつての日本社会は、高校や大学を卒業して就職すると、よほどの事情がない限りは、定年までその職場に勤め続けるという終身雇用制が一般的であり、途中で仕事を変える人は落伍者としてのレッテルを張られかねませんでした。

しかし、経済がグローバル化する中で、欧米型の成果主義の考え方が浸透し、そのような考え方は過去のものになりつつあります。

そういった状況下で、より柔軟な働き方を実現するための働き方として注目されてきたのが、派遣社員を中心とする非正規労働者なのです。

派遣社員という働き方が登場した当時は、まだまだ正規労働者の方が一般的ではあったのですが、そこから社会は大きく変わり、派遣社員の労働環境も大きく変容しています。

具体的には、正規労働者並みの福利厚生制度が用意されるようになったり、人材不足に拍車がかかる中で時給の引き上げが相次いいたり、また職種によっては正社員に引けを取らない好待遇を受けたりするケースも出てきています。

また、十分なスキルを備えていれば、自分の実力を最大限に発揮できる職場を転々とすることも可能であり、それに対する社会の受け止め方もポジティブなものになっています。

派遣社員は、自らが望む働き方を実現したうえで、実力に合った待遇を受けられる働き方が可能になってきていると言えるでしょう。

ワークライフバランスが重要視される風潮


このように非正規労働者の働き方が見直されてきた背景には、ワークライフバランスという概念が社会に浸透してきたという背景があります。

ワークライフバランスというのは、仕事とそれ以外の生活のバランスを取ることによって人生をより豊かなものにしてくという考え方で、ライフワークバランスとも呼ばれるものです。

東京都には『東京ライフ・ワーク・バランス認定企業制度』という制度もあります。

社会全体において少子高齢化が進展するなかで、これまでは特定の仕事に従事していなかった主婦をはじめとする人々の社会進出が不可欠となっています。

もっとも、日常生活において介護や育児などを抱える人に社会に出てもらうためには、仕事一辺倒の働き方を押し付けるわけにはいきません。

そこで、日々の生活と仕事を両立させられるような仕事の仕方が社会的に重要視されるようになってきたというわけです。

ワークライフバランスは正規労働者においても重視されるようになっていますが、より実現しやすいのは柔軟な働き方がしやすい非正規労働者です。

正規労働者の場合には、どうしても職場の労働環境に応じて仕事をしなければならず、場合によっては長時間労働を強いられるケースもあり得るわけですが、非正規労働者であれば自分に合った働き方が可能な勤務先を選ぶことができるので、仕事を優先して日常生活を顧みられなくなるという事態にはなりにくいからです。

非正規で働くなら派遣社員


非正規労働者といっても、その中には派遣社員、契約社員、アルバイトなどの様々なタイプの労働者が含まれます。

そのうち、派遣社員には、他の非正規労働者と比べて平均賃金が高い他、派遣契約を締結することによって派遣会社に勤務先との各種調整を行ってもらえるといった数多くのメリットがあります。

まず平均賃金ですが、単純労働などの比較的難易度の低い仕事を任せられるアルバイトの場合、どうしても得られる賃金が少なかったり、不安定になったりしますが、派遣社員の場合にはその心配はありません。

派遣社員と同様程度の難易度の仕事を任せられる契約社員と比較しても派遣社員の時給は高く設定される事が多くあります。

理由としては、求人広告や採用にかかるコストが高かったり採用までに時間が掛かったり採用の確実性が乏しかったりなど採用自体がうまくいかなかったりする関係で初期コストがなく依頼すれば人が集まるといった理由でその分ランニングコストである派遣社員の時給が高くなるというものになっています。

また派遣社員は実力に応じて難易度の高い仕事を担うケースも多く、そういった場合には高い時給を得られますし、基本的に派遣中は途中で契約が打ち切られたりはしないため、安定的な収入を得ることが可能だからです。

派遣会社の存在も派遣社員ならではの大きなメリットです。

アルバイトや契約社員の場合には、仕事をするうえで生じたトラブルは基本的に自分で解決しなければなりませんが、派遣社員の場合には、派遣会社が間に入って派遣先などとのトラブルの解決にあたってもらえるようになっているため、何かあれば対応してもらうことが可能なのです。

このように、同じ非正規労働者といっても、派遣社員にはアルバイトや契約社員にはない様々なメリットがあるので、選択できる余地があるのであれば派遣社員として働くことを検討してみると良いでしょう。

派遣社員に人気の職種


全国的な派遣社員の平均時給は、おおむね1,500円前後であると言われています。

もっとも、これはあくまでも平均ですので、実際には職種によってその水準は上下します。

例えば、派遣社員に人気の職種である事務は、派遣先でデータ入力や帳票作成などを行うのが主な仕事内容ですが、その平均時給は1,450円から1,650円程度です。

ただし、経理作業などのより専門的な仕事に従事する場合には、これよりも高い時給が得られることもあるため、ここで紹介している金額はあくまでも一つの目安である点に注意しなければなりません。

次に、同じく人気の職種の一つであるコールセンターは、顧客などからかかってくる電話対応を行う仕事です。

問い合わせの内容は、商品やサービスの使い方に関するものから、クレームに至るまで多種多様で、通話の内容は商品などの品質向上に役立てられるようしっかりと記録に残しておく必要があります。

このコールセンターの平均時給は、1,300円から1,600円程度となっています。

また、社会のIT化が進む中で人材獲得競争が激しくなっているエンジニアも、派遣社員のニーズが高い職種です。

エンジニアが担うのは、大小のシステム開発に加え、完成したシステムの運用や保守、メンテナンスに至るまで様々ですが、いずれも高度なスキルを必要とする専門的な仕事です。

そのため、他の派遣社員と比較してもその平均賃金は高く、1,600円から1,800円程度が相場とされています。

派遣社員としての働き方を検討してみよう


派遣社員は、非正規労働者の中でも安定的に高い平均時給が得られるうえに、ワークライフバランスを重視した働き方をすることが可能です。

仕事に束縛されたくないが、それなりの収入は得たいという方にとっては、派遣社員は非常に適した働き方であると言えるので、ここで紹介した内容を参考に一度検討してみてはいかがでしょうか。

弊社では様々な働き方をご提案できます!

ここまで派遣社員にメリットをご紹介しました。

もしあなたがこの記事を読んで派遣社員について興味を持てたなら是非一度弊社の担当者に転職の相談をしてみませんか?

弊社であれば今回ご紹介した派遣社員に加え正社員、アルバイト、契約社員といった様々な働き方のご紹介をする事が可能です。

是非一度弊社にご登録して担当者へご希望の求人条件をお話しいただければあなたに最適な求人をご紹介させていただきます。

弊社へのご登録を心よりお待ちしております。

募集中のお仕事一覧を見てみる

デルタグループに相談してみませんか?

デルタグループでお仕事をするメリット

前渡金サービス

専用アプリから簡単に前渡金申請可能!最短当日振り込み!

カンタン勤怠登録

シフト申請・勤怠登録も専用アプリからスムーズに登録!

親身なサポート

ライフスタイルに沿った様々な働き方をご提案いたします。

あなたのご希望に合ったお仕事をご提案いたします。デルタグループにお任せください。