アルバイトの働き方はひとつではないことを知っていますか。

シフト制や固定制など、聞いたことはあるけれどよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

その疑問、今から解決します!

働き始めてから、

なんだか思っていたのと違う…

ということにならないように、アルバイトの働き方の違いをしっかり学んでおきましょう。

バイトの勤怠にはシフト制と固定制があるの?

勤怠の種類は大きく分けて2つあります。

  • シフト制
  • 固定制

です。

アルバイトに限らず、正社員や派遣社員でもこの2つの勤務形態が取り入れられています。

まず、働く時間帯が一定ではない「シフト制」です。

アルバイトの働き方としてはこの勤怠が多く、ほとんどの企業で採用されています。

働く曜日や時間帯をあらかじめ相談することができ、学業や主婦業と両立することができます。

その対照となるのが決められた就業時間で働く「固定制」です。

生活パターンを一定に保つことができ、プライベートの時間も確保できます。

固定制は、企業側が就業時間や日数の管理がしやすく、月給制の正社員などに多いです。

そのため、時間帯や曜日に自由度を求めるアルバイトの勤怠としては一般的ではありません。

一方、シフト制は深夜まで営業している飲食店や稼働時間の長い工場など、交代のアルバイトが必要な企業で多く採用されています。

シフト制にも種類がある!


シフト制とは、労働時間が8時間とは限らず時間帯も一定ではない勤怠です。

飲食店など営業時間が長い仕事では、正社員でもこの働き方をしている職種もあります。

シフト制のアルバイトは、1日をいくつかの時間帯に分けて交代で勤務します。

一口にシフト制といってもいろいろな種類がありますので、違いを知って自分に合ったアルバイトを選びましょう。

自由シフト制

自由シフト制とは、従業員同士の予定を調整してシフトを決める方法です。

作成されるシフトの期間は企業によって異なり、1か月ごとや1週間ごとなど様々です。

各従業員が働く時間帯は決まっており、締め切り日までにそれぞれが働ける日を提出すると、シフト責任者がそれを見ながら全員の予定を調整してくれます。

確定したシフトは「シフト表」として掲示もしくは配布されるので、それに従い自分が指定された日に出勤します。

自由”とは言いますが、働きたくなったらいつでも働けるという意味ではありませんので注意が必要です。

基本的には希望した日に出勤できますが、希望人数が多くて休みになってしまうことや、出られる人が少ない日に

この日出られない?

と交渉されることもあります。

固定シフト制

固定シフト制は、先ほどシフト制の対照として出てきた「固定制」とほぼ同じ働き方です。

固定制は8時間勤務を想定した働き方ですが、アルバイトの固定シフト制はほとんどが短時間勤務です。

その中で毎週同じ曜日や時間帯で働きます。

働く日が決まっているので、希望を提出する必要がありません。

ただし、勤務日に休みたい場合には事前に報告が必要で、そのルールは企業によって異なります。

シフト責任者が代わりを調整してくれることもありますし、自分で代わりの人を探さなければならないこともあります。

完全シフト制

完全シフト制とは、毎回勤務時間の異なる働き方です。

例えば、今日は早朝から昼前までの勤務、明日は夕方から深夜にかけての勤務、など曜日の固定もなく時間帯もばらばらになります。

長時間稼働している工場などでこの勤務形態が使われていることが多いですが、飲食店でも早番・遅番の混合シフトを採用している店舗があります。

早番と遅番で仕事内容が異なることもあるので、いくつか違う仕事をおぼえなければなりません。

また、深夜までの勤務の翌日に早朝勤務など、シフトによっては睡眠時間が満足に取れない場合もあるので、不規則になりがちで体調を管理するのが難しくなります。

固定制の勤怠って?


固定制は、会社の就業時間に合わせて働く勤務形態です。

曜日や就業時間が決まっていて、それを毎週同じように繰り返し勤務します。

官公庁系の事務職やコールセンター、個人経営の商店や不動産会社など、営業時間が8時間前後で休業日のある企業で多く採用されています。

しかし、固定制のアルバイトを募集しているところはほとんどありません。

なぜなら、アルバイトを探している人は、他に優先することがあり、仕事を第一に考えることが難しいからです。

それでも週休2日のフルタイム勤務でまとまった勤務日数になり、安定した収入が得られるので、主に平日の日中に仕事優先の生活がしたい人には向いている働き方です。

シフト制と固定制のメリットデメリット


シフト制のメリットは、休みがとりやすいところです。

シフト制では平日に休みを取りやすいので、学校に通う人や定期的な通院がある人も安心して働くことができます。

また、旅行や帰省も混雑する土日を避けることができる上、費用も安く抑えることができます。

シフト制のデメリットは、従業員同士の予定をすり合わせるので、希望通りにならない場合があるところです。

特に学生ばかりなど同じカテゴリの人が多い職場では、テスト期間で休みたい日が重なってしまったり、長期休みはシフトに入れる人が多く思ったより稼げなかったりすることもあります。

また、シフトが出るまで先の予定が立てにくく、誰かと予定を合わせなければならない場合に不便なところがあります。

一方で、固定制のメリットは、出勤・帰宅の時間が決まっているので予定が立てやすいところです。

誰かと約束する場合でも、決まった曜日に休みがあるので合わせやすいです。

また、ひと月の勤務日数に大きな差がないため、給与もあまり変動しません。

固定制のデメリットは、急病の時や勤務日に別の予定が入ってしまった時に融通が利かないところです。

固定制では一緒に働く人も勤務曜日以外には予定が入っていることが多いので、代わりの人を見つけるのが大変です。

働き方の違いを知って、ミスマッチをなくそう!


シフト制の3種類と、固定制の違いをよく知っておくことで、バイトを始めてからのミスマッチを防ぎます。

自分の希望している時間帯で働くことができないと、無理をしてしまい、続けるのが難しくなってしまいます。

せっかくアルバイトを始めるのですから、初めから自分に合った働き方ができる職場を探して、無理なく続けていける仕事を選びましょう。

派遣でも多くの働き方に対応しています!

今回の記事ではアルバイトの働き方としてシフト制や固定制についてご紹介してきましたが、派遣社員でもこう言った働き方が可能です。

シフト制や固定制は勿論日勤や夜勤、時短勤務など様々な働き方ができる案件をご用意していますので、是非弊社でもお仕事を探してみて下さい!