
wワークして凌ぐしか無いなぁ。
収入を増やすためにアルバイトや派遣社員の掛け持ちを考えている方は多いのではないでしょうか。
アルバイトや派遣の掛け持ちはwワークとも呼ばれています。
wワークは収入を増やすことができますが、デメリットもそれなりにあり、wワークに向いていない仕事も存在するのです。
この記事では、wワークのメリットやデメリット、アルバイトや派遣以外の収入に関するあれこれについて紹介します。
2つのアルバイトを掛け持ちするメリットを考えよう
収入を増やす方法は主に
- 時給をあげる
- 働く時間を増やす
の2つがよく思いつく方法だと思います。
その内、『時給をあげる』は転職をしたり昇給したりと今すぐ収入を増やしたいときには現実的ではありませんね。
となると今すぐ収入を増やしたい場合は『働く時間を増やす』が現実的と言えるでしょう。
では『働く時間を増やす』という選択をして時間を増やす方法としてwワークをした場合どの様なメリットがあるでしょうか?
収入アップ
アルバイトを掛け持ちする最大のメリットは収入アップです。
基本的にアルバイトは好きな時間に働けるのがウリですが、シフト制がほとんどなので他の従業員との兼ね合いで出勤できない時があります。
しかし、掛け持ちしていればもう1つのアルバイトに出勤することができるので、時間を無駄にすることなくお金を稼ぐことができます。
当然もう1つのアルバイト先のシフトが埋まっていないことが前提です。
収入が安定する
経営が傾くなどの職場の都合で解雇されやすいのは正社員よりもアルバイトです。
掛け持ちしていれば、片方のアルバイトを辞めても収入がゼロになることはありません。
相談すれば、次のアルバイトが見つかるまでシフトを増やしてもらうことも可能です。
緊急事態宣言などで営業自粛要望があった際も業種の違うバイト先で仕事をするなど有効なリスクヘッジだったと言えたでしょう。
また、職種によっては夏休みや年末年始休暇などの長期休暇があるため、その期間中に掛け持ちで働くことで収入を増やすことができます。
お盆休みや年末年始限定で募集しているアルバイトもあるので、気になった方は応募を考えてみてはいかがでしょうか。
スキルが2つ身に付く
アルバイト先によって、仕事内容が変わってきます。
1つのアルバイト先で長く働くのもいいですが、掛け持ちして違う職種に挑戦してみるのもいいでしょう。
職種が違うと仕事内容も変わることが一般的です。2つの職種を同時期に経験することで、2つのスキルが同時に身に付きます。
別のアルバイト先を探すことになっても、スキルが2つあれば選択肢が広がるでしょう。
アルバイトを掛け持ちする時の注意点
ここまでwワークのメリットについて簡単に紹介してきましたが、当然注意しなくてはいけないこともあります。
それが
- シフト管理や体調管理が難しい
- 休みが少なくなる
- 確定申告が必要になったり扶養から外れたりすることがある
- 残業代を払ってもらえないことがある
の3つの項目です。
シフト管理や体調管理が難しい
アルバイトの掛け持ちをするとシフトの管理が2倍になります。
掛け持ちだともう片方のアルバイト先のシフトも同時に調整しなければなりません。
シフトが被ってしまうと、どちらか休まなければいけなくなるだけでなく、休んだアルバイト先の従業員にも迷惑が掛かります。
また、空いた時間にシフトを詰め込んでしまうと生活が不規則になり、体調を崩してしまうことがあります。
体調を崩すと出勤できなくなったり、労働時間を短縮したりしなければなりません。
掛け持ちする場合、平日と土日、午前と午後で分けるなど工夫するといいでしょう。
休みが少なくなる
バイトの掛け持ちは必然的に労働時間が増えるため、休憩時間や休日が減ることになります。
シフトを入れる前に休む日を決めておくことをおすすめします。
シフトを入れるときに休みたい日を伝えておくことも必要です。
アルバイトは急に出勤してほしいと頼まれることがありますが、あらかじめ伝えておくことで避けることができます。
確定申告が必要になったり扶養から外れたりすることがある
一定の年収を超えてしまうと所得税や住民性などの税金が掛かってしまい、確定申告が必要になります。
所得税が掛かる年収は103万円以上です。
住民税は地域によって異なりますが、年収が93~100万円を超えると課税対象になります。
親や配偶者の扶養に入っている方が年収130万円を超えると扶養から外され、社会保険に加入しなければなりません。
また、年収が130万円以下でも1つのアルバイト先からの収入が106万円を超えた場合、扶養から外されます。
残業代を払ってもらえないことがある
1日の実労働時間が8時間を超える場合は残業代を受け取ることが可能です。
しかし、掛け持ちをしていると残業代が出ない場合があります。
現在の法律上は厳密に8時間というのは1つの職場での労働時間ではなく、1日の通算労働時間です。
1日のうち、1つ目のアルバイト先で5時間、2つ目のアルバイト先で5時間働いた場合は2時間分の残業代を受け取ることができます。
残業代を支払うのは2つ目のアルバイト先です。
1つ目のアルバイト先で5時間働いたことを証明できないと残業代を払ってもらえないことがあるため、タイムカードをコピーしたり、撮影したりして提出する必要がありますが、2つ目のアルバイト先は他の人を雇った方が残業代分安く雇用することができるので残業代を請求してしまうと雇用してもらえない可能性も出てきてしまうことでしょう。
wワークをするときにオススメのアルバイト
さて、ここまで手続きに関してや法律に関して、wワークのメリットデメリットを紹介してきました。
それらを考慮して実際にwワークをしてみようと思ったときに気になるのがどの仕事がwワークに向いているかですね。
今回は個人的にwワークに向いていると思うお仕事を3つご紹介します。
セルフガソリンスタンド
なるべく体に負担をかけたくない方は、セルフのガソリンスタンドで働くことをおすすめします。
セルフだと給油はお客さんが行います。クロスや洗浄液も自由に使えるため、従業員が窓拭きをする必要もありません。
仕事内容は基本的に会計や掃除がほとんどで、まれに他の従業員と一緒に手洗い洗車をする程度です。
24時間営業のコンビニ
多くのコンビニは24時間営業ですし、シフトの調整がしやすかったり、短時間でも働けたりすることがあるのでwワークに向いています。
また、コンビニは住宅街にもあるため、自宅から近いコンビニで働けば通勤の負担を減らすことが可能です。
引っ越し業者
引っ越し業者は休日に仕事が増える職種です。
平日は1つのアルバイトに専念し、土日祝日や長期休暇は引っ越し業者で短期アルバイトとして働く方法があります。
短期アルバイトは手当が少ない反面、時給が高くなることが一般的です。
引っ越しは重労働なので、ほかの短期アルバイトと比べて時給が高く設定されています。
アルバイトの掛け持ち以外の方法
雇用される様な働き方とは違う副業を選べば、シフトにとらわれることなく空いた時間に収入を増やすことができます。
ここで先ほど紹介したアルバイト先とは違いはアルバイト以外の掛け持ち方法を紹介します。
アフィリエイト
自分のサイトや動画に広告を張り、広告をクリックしてもらったり、広告の商品を購入したりすることで報酬を貰えるのがアフィリエイトです。
サイトや動画を作る必要がありますが、いつまでに作らなければいけないという決まりはありません。
空いた時間にサイトを更新したり、動画を作ったりすればいいので、昼夜関係なく作業できます。
フリマやオークション
フリマサイトやオークションサイトでいらないものを売る副業です。
フリマやオークションに参加するにはサイトに登録する必要があります。
出品期間中に売れなかったら再び出品すればいいですし、売れたら商品を梱包して伝票を張り付け、商品を指定の住所に発送するだけなので時間にとらわれることはありません。
フリーランスのウェブライター
フリーランスはどこにも属さないため、給与ではなく報酬となります。
さまざまな企業から仕事を請け負って稼ぐ仕事です。
中でもウェブライターは副業として人気があります。
納期こそ決められていますが、1記事単位で請け負うこともできるため、時間を有効に使って副業することが強みです。
自分に合った仕事を選ぶことも大事
収入が増えることに越したことはありませんが、自分に合っていない仕事を続けると、ストレスがたまりやすくなります。
また、最初から時給が高くて重労働なアルバイトを選んでしまうと、体が慣れる前に悲鳴を上げてしまうことがあるので注意しましょう。
これから掛け持ちしようか考えている方は、自分に合う仕事かどうか見極めることが大切です。
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