社会人にとって気になるトピックの１つがキャリアアップです。
特に派遣社員などの非正規にとっては安定した正社員へのキャリアアップやより時給の高い職種へのキャリアチェンジは非常に大きな意義があることでしょう。
そして、キャリアアップやキャリアチェンジといえば資格の取得ですね。
正社員より案件の切り替えが容易な派遣社員にとって資格所得は今の業務に関係なくとも取得した資格を活用して即キャリアに結びつけることができます。
今回はそんな派遣社員にオススメな資格を解説していきますので、キャリアアップやキャリアチェンジに興味のある人は是非参考にしてみてください。
キャリアアップするなら資格取得がオススメ？
派遣社員として働いている人の中にはキャリアアップや手に職をつけてキャリアチェンジをしたいと思っている人も多いのではないでしょうか？
そんな時は思い切って資格を取る為に自己投資をするのはいかがでしょうか？
しかし、そこで困るのがどの資格を取るかということですよね。
今回は４つオススメな資格をご紹介します。
それがこの資格です。
- 日商簿記
- MOS：マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 基本情報技術者
- TOEIC（R）
日商簿記
日商簿記は商工会議所が実施している簿記に関する技能を認定するための検定です。
初級、原価計算初級、3級、2級、1級とあり一般的な評価対象は2級からとなっていて2級以上を取得していれば自己アピールすることができます。
２級から評価対象と書きましたが、社会人で取得を目指すならできれば１級を取得したいところですね。
尚、簿記には日商簿記以外に全商簿記、全経簿記がありますが、これらは学生向けの資格となっているので社会人から資格取得を目指すなら日商簿記にしましょう。
経理事務等の求人案件に付いている人が時給アップか事務職の派遣社員から正社員にキャリアアップするキッカケ作りに資格取得を目指してみてはいかがでしょうか？
MOS：マイクロソフトオフィススペシャリスト
MOSはマイクロソフトが行っているOfficeソフトに関する資格です。
よくパソコンの資格と言われますが、どちらかというとワードやエクセルといったマイクロソフトが提供しているソフトウェアを利用するスキルがあるかを証明するための資格となっています。
注意点としてはOffice製品は定期的にバージョンが代わり操作性が変わってしまうため資格取得した時の知識が永続的に通用するわけではない点が挙げられます。
しかしながら現在はスマホが普及した事もあり若い世代でパソコンを使えない人も増えていて、更に上の世代もパソコンに拒否反応を持っている人が多くいる時代です。
MOSを取得して業務で使える程度にはOffice製品を使えるとアピールをする事でより時給単価の高い求人案件で仕事ができることになるでしょう。
尚、MOSはWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの科目が用意されていますが、事務職としての時給単価アップを狙うならWordとExcelは最低限取得しておきましょう。
基本情報技術者
基本情報技術者は情報処理推進機構が行っている情報処理技術者試験の一区分である国家資格です。
国家資格ですが、受験条件はなく誰でも受験することが可能です。
高度なIT人材に必要な基本的な知識や技能を持っていることを証明するための資格でITエンジニアの登竜門とされています。
エンジニアなどIT業界の仕事は非常に高時給で業界全体の平均時給が2,000円、エンジニアなら2400円となっています。
エンジニアへのキャリアチェンジに抵抗があればヘルプデスクなどの仕事もあり、エンジニアにならなくともIT技術への知識が評価され時給の高い求人へ応募することができます。
今もっとも有効求人倍率が高く時給の高いITエンジニアを目指して資格取得をしてみませんか？
TOEIC（R）
TOEICはアメリカの非営利テスト開発期間ETSが主催する国際的な英語コミュニケーション能力を英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準として設けられているテストです。
昨今グローバル化に伴い英語の必要性が叫ばれていましたが、特にこの数年技術や免疫学に関する第一ソースが海外であることが増えた事もありその必要性が注目されています。
派遣求人でも必須スキルに『英語読める事』と書かれている案件もあり応募できる案件の母数を増やすことが可能です。
因みに、日本国内において英語ができることと年収には相関関係があると言われ話題になっていました。
英語ができるから必ず年収が上がるとは限りませんが、英語ができることで選択肢が増えることは間違いありません。
TOEICスコアの目安ですが、750点以上取得できれば英語を日常的に使うような業界でも採用してもらえる可能性が高くなります。
一般的に履歴書に書く場合は600点以上から書くようにと書かれていることが多いです。
資格をとったら営業担当に単価交渉か転職の相談を！
せっかく資格を取得したらそのままにしておいては宝の持ち腐れです。
合格通知が届いたら担当営業に相談してみましょう。
もし自分が行なっている業務に関係している資格なら時給単価をあげる交渉を、別業種の資格ならキャリアチェンジの相談がオススメです。
その際は受け身にならず是非
と申し出てみましょう。
きっといい案件が見つかるはずです。
当然今の派遣元以外の派遣会社にも登録しつつ、この際なので正社員募集を行なっているエージェントにも登録してみましょう。
資格を持っていて他の求人とも比較することで有利に時給交渉ができると思います。
せっかく自己投資までして転職活動するなら少しでも良い案件に出会えるように、そしてこちらの要望が通るように手を抜かず転職活動することをオススメします。
まとめ：自己投資で長期的なメリットを手にしよう！
仕事のために実費で勉強するの？
と感じる人もいるかもしれません。
しかし、通用する資格を取得することは今所属している会社を退職した後もあなたの武器として残り続けます。
それに時給が100円でも上がれば月間16,000円お給料が上がり半年もあれば自己投資分は回収が可能です。
更に半年後には実務経験も増して資格取得前と比較して200円ぐらい時給が上がっていたなんて事も珍しくありません。
自己投資は非常に効率の良い投資先だと思います。
是非これをきっかけにまずは１つ自己投資にお金を使ってみてはいかがでしょうか？
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