と思ったことのある人は多いのではないでしょうか？
筆者も例に漏れずお給料の高い職場で働きたいと思う人の一人です。
しかし、お給料をあげたいと思っても現実的にどのようにすれば給料は上がるのでしょう？
お給料を上げようと思うと『昇進する』や『資格を取る』など中々難易度が高いように思われますが、実は割と簡単な方法でお給料をあげることが可能だったりします。
今回は派遣社員をテーマにお給料のあげ方をご紹介していきます。
正社員のお給料のあげ方とも繋がるところがあるので派遣に興味がない方も是非最後まで読んでみてください。
戦力的に転職するだけで簡単に時給は上がる
はじめに本題の答えを書いてしまおうと思いますが、実は戦略的に転職するだけで以外と簡単に給料は上がります。
ただし今働いている仕事が非正規の人か正社員でも若い人もしくは平均賃金より低い人であればという条件付きにはなってしまいますが。
しかし、上記のような属性の人であれば多くの人がお給料を上げられるはずです。
では、『戦略的に』とは実際にどのような事をすればいいのでしょうか？
これも簡単で派遣であれば時給単価の高い業種や業界を調べてその業界へ転職するというものです。
実は筆者もこの方法で業種を変更し業種未経験の転職ではありましたが、200円ほど時給を上げその職場で実務経験を積み業種経験者としてもっと時給の高い派遣先へ切り替えた事で派遣時代は最終的に時給2500円までお給料をあげることに成功しました。
時給2500円まであげることができたのは相当プライベートな時間を犠牲にして勉強し尚且つ運も良かったと思いますので再現性があるとは思いませんが、私が最初の転職でできた時給200円アップ程度であれば非常に再現性の高い話だと思います。
ですので、時給を上げたい人は是非この時給の高い業種や業界を調べてそこの案件を集中的に探して転職するという方法を実践して欲しいわけですが、時給単価の高い業界なんて調べるのって結構面倒くさいですよね。
なので、ここからは時給の高いお仕事をいくつか紹介していこうと思いますので、是非この情報を参考に転職活動してみてはいかがでしょうか？
時給の高い業種や職種
では、給料の高い職種ってどんな仕事でしょうか。
今回は厚生労働省の平成29年度労働者派遣事業報告書の集計結果と株式会社リクルートジョブズの-2020年1月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査を元にいくつかのメディアから情報を探してみました。
結果、無資格で働ける業務で時給の高いものは以下の10業務です。
- 治験関連
- SE・プログラマ・ネットワークエンジニア
- IT・運用管理・保守
- ユーザーサポート・ヘルプデスク
- ＯＡインストラクター
- IT・技術系のテスト・評価
- 設計（電子・機械・建築)
- 企画マーケティング
- 営業・企画営業
- web関連クリエイター
この10業務であればそれぞれ平均時給が1700円以上で非常に高時給と言えるでしょう。
なおこの１0業務なのかでも下記の８業務は時給が１８0０円を超える場合が多い非常に高単価なお仕事と言えます。
- 治験関連
- SE・プログラマ・ネットワークエンジニア
- IT・運用管理・保守
- ユーザーサポート・ヘルプデスク
- IT・技術系のテスト・評価
- 設計（電子・機械・建築)
- web関連クリエイター
3~7に関してはいわゆるIT技術者となるので、『治験関連』、『IT技術者』、『web関連クリエイター』3業務が派遣の中で最も高い職種と言えるでしょう。
なので、この３業種に転職することができるれば時給を上げることができる可能性が非常に高くなります。
今回はこの3業種について解説します。
治験関連の仕事内容と平均時給
治験関連の仕事内容は主に事務作業がメインの仕事になります。
薬剤師や看護師、医療事務の資格がなくても医療関係の事務をしていて業界の知識があれば大丈夫という所が多く中には事務経験のみでの受け入れを行っている職場もあります。
平均時給は1,850円ほどで、ちょっとした医療への理解が必要とは言え同じような事務作業のOA事務やデータ入力の平均時給が1,500円程と言うことを考えると破格な条件だと思います。
それなりの事務経験があって受け入れ条件の合う案件を見つけられれば時給を200円程度あげることは現実的でしょう。
治験と聞くと看護師や薬剤師といった国家資格が必要なイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないのでチャレンジして見たい方は挑戦して見てはいかがでしょうか？
尚、近い仕事で時給の高い医療事務と言う仕事もあります。
こちらは民間の資格がありますが、資格の保有が条件となっていない求人もあるのでそういった未経験からなれる案件に入って実務をこなしながら資格をとってキャリアアップを目指すと言う方法も１つの手と言えるでしょう。
IT技術者の仕事内容と平均時給
次にIT技術者です。
昨今IT技術者は深刻な人手不足に陥っており有効求人倍率も9倍以上と非常に需要のある職種となっています。
尚、深刻すぎるが故に平均時給も非常に高く、職種を詳しく分類した時の平均時給は下記の表のようになっています。
| 職種 | 平均時給(約) |
|---|---|
| SE・プログラマ・ネットワークエンジニア | 2,400円 |
| 運用管理・保守 | 2,200円 |
| ユーザーサポート・ヘルプデスク | 1,850円 |
| テスト・評価 | 1,890円 |
| 設計 | 2,100円 |
業界全体として経験者を求める傾向にあり未経験から業界に入るのは中々ハードルが高いです。
しかし、絶対経験者でないと入れない訳ではないので退職前から独学でプログラミングを学んでちょうど未経験可の案件が出てきたタイミングで退職すると言う方法がオススメです。
実は筆者はこの方法でシステムエンジニアになって派遣時代2500円まで時給をあげることに成功しました。
尚、筆者も自動車製造工場からの転職組で理系の大学出身でもなくプログラミングには転職の数ヶ月前に初めて触ったような素人でした。
それなりの努力量とタイミングが合えば未経験からでも十分狙える仕事と言えます。
因みに筆者が初めてプログラマーになった時の時給が1800円でした。
web関連クリエイターの仕事内容と平均時給
Web関連のクリエイターというと中々イメージしづらいですが、ホームページのデザインやHTMLやCSSといったマークアップ言語を使ってホームページを作成する人たちがweb関連のクリエイターになります。
SEやプログラマー同様経験者を求める傾向にありますが、IT技術者よりハードルは下がります。
平均時給は1900円ほどと平均から考えていると大幅な時給アップを狙えるでしょう。
尚、SEやプログラマーの前のキャリアとしてWeb関連のクリエイターになるという人もいて案件やキャッチアップするスキルを間違えなければここでの業務経験を生かして更に高時給の案件に入ることも可能になるので、SEなどの未経験求人がどうしても出てこない場合はこちらから業界に入り込むのも１つの方法かもしれません。
ただ業務と並行する形で独学でプログラムの勉強をする必要があり、WebのクリエイターからSEへの転職はそれなりの努力が必要です。
PhotoshopやIllustrator等のAdobe系ソフトの使用経験とHTMLの学習経験があれば割と簡単に転職が可能です。
最終的にSEになりたい人もしくは時間がかかってでも経験を積んで2000円ぐらいまで時給を上げたいと考えている人がいればweb系のクリエイターへ転職してみてはいかがでしょうか？
まとめ：業種選びは慎重に！
業種選び１つでもらえる時給が大きく変わってしまう事もよくあります。
仮に時給が200円変われば月給は32000円も変わってきます。
慎重に選んで今後のキャリアにも役立つ仕事をして充実したワークライフを送ってください。
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