派遣社員として働いていると、派遣先企業で一緒に働いている方から結婚式の招待をされることがあります。

その方があなたと親しい関係であったり、仕事上で接点があっていつもお世話になっているのなら、お祝いしたいですよね。

ですが、招待する側も角が立たないようにあまり接点のない人にも招待してしまうこともあるようです。

そのような場合、招待される側も困ってしまいます。

そこで、派遣社員が結婚式に招待されたときは出席するべきなのか、出席するならお祝い金はどうすればいいのかについて説明していきたいと思います。

派遣社員が職場の結婚式に招待されたら出席するべき?

契約の更新を繰り返して長期で働いている人や、派遣社員として入社したばかりの人でも結婚の招待をされる可能性はあります。

派遣社員だから招待されないということは決してありません。

招待する人の考え方によってはあまり接点のない人にも範囲が拡大することがあるようです。

もし派遣社員が結婚式に招待されたら出席しなければならないのでしょうか?

招待されても出席は強制じゃない!

決して、招待されたら出席しなければならないということはありません。

ですが、「欠席」という選択にはあまり良い印象を受けないのもありますよね。

せっかく招待してくれたのに欠席だった...なんて誰も思われたくないと思います。

最終的に出席するかどうかを決めるのはあなたですから、自分の気持ちに素直になれば良いのです。

自分がお祝いしたいと思える相手ならば出席した方が良いと思います。

お祝い金やその準備には時間もお金も掛かりますから、どちらが最善なのかを判断しましょう。

実際にあった派遣社員の経験談を見てみよう!

ここで、実際に派遣社員として働く方が経験した結婚式の招待についてのお話を見てみましょう。

派遣社員の経験談
今の会社で、派遣社員として勤め、数か月経ちました。
派遣先企業の同僚の結婚式に招待されたのですが、その事で相談させてください。小企業で、私と数週間前に派遣で入った方を含む全員を招待するようです。
式を挙げられる方とは直接仕事で関わることも殆ど無く、
個人的に飲みに行く仲というわけでもなく…
なので、ご本人のパーソナリティーもはっきり言ってよくわかりません。

私は、結婚式出席経験も少なく、派遣で転々としているため、
会社関係の方の結婚式の招待はすごく久しぶりです。
私や最近入った方だけを招待しないのも角が立つ…というのもあるかもしれませんが。

私としては、いつまで勤められるかわからない職場の同僚の結婚式出席は、
2次会ならともかく、あまり気が進まないのですが、
最近入社した方を含む全員が出席した場合、
一人だけ欠席というのも角が立つ様な気がして、とても困惑しています。
この様な関係の同僚の結婚式の場合、普通なら出席、欠席のどちらが通例でしょうか?
ご自分なら、どちらにしますか?

経験不足のため、全くわかりません。
助言、よろしくお願いします。

引用元:発言小町-派遣入社数か月で、結婚式に招待されました

この方は、仕事でもプライベートでもほとんど接点のない方から結婚式の招待をされたようです。

おそらく顔見知り程度の関係であるのでしょう。

お話にもありますが、小企業で人数が少ないゆえに派遣社員も含めた全員に招待をしたのではないかと思えます。

本人も角が立たないようにと考えていたのかもしれません。

この様な場合には、他の派遣社員に相談してみることが最善策です。

同じ境遇であれば、その人も同じ考えを持っている可能性があります。

自分だけで答えを出すよりも、他の派遣社員などに相談してみた方が不安も軽減して安心すると思います。

お祝いしたい気持ちがあれば出席しよう!

もし、あなたに素直にお祝いしたい気持ちがあれば出席しましょう。

新郎新婦との関係にもよるとは思いますが、結婚式に出席して貰えることは喜ばしいことだと思います。

人の幸せを祝うことで自分も幸せな気持ちになれることでしょう。

派遣社員が結婚式に出席する時、お祝い金はどうする?

結婚式に出席することが決まり、準備を進める中で気になるのがお祝い金についてです。

お祝い金はどのくらい包めば良いのでしょうか?

派遣社員の場合、タイミングによっては金銭的に厳しい時もあると思います。

一般的なお祝い金の相場と、金銭的に厳しい時の乗り切り方についてみていきましょう。

一般的なお祝い金の相場を知ろう!

それでは一般的なお祝い金の相場を見てみましょう。

ゲストの年齢 \ 間柄 会社の同僚 会社の上司
20代 2~3万円 3~5万円
30代 3~5万円 3~5万円
40~50代 3~5万円 5~10万円

表を見ると、ゲストの年齢と新郎新婦との間柄の組み合わせによって相場が変化していることが分かります。

年齢が高く、間柄も高い地位である方が相場が高くなっていますよね。

しかし、これはあくまで一般的なものであり、昔からよく言われる「3万円」という言葉を受けて成り立ったものでしょう。

必ずともこの金額を包まなければならないこともないと思います。

ですが、失礼にならないように注意したいものです。

結婚式に出席したいけど、金銭的に厳しいなら

出席したい気持ちはあるけれど、金銭的に少し厳しいという場合はどうすればよいでしょうか。

その場合には、お祝い金の金額を少し下げるという手段があります。

例えば、会社の同僚で3万円を包む予定の場合には、1万円下げて2万円をお祝い金に包みます。

結婚式によって多少は異なりますが、お料理や引き出物の費用は合わせて約2万円程度ですので、それが最低ラインと言えるでしょう。

その2万円を包む場合にも、「1万円札」と「5千円札2枚」の合計3枚にするなど、注意点がありますので気を付けてください。

もしも、2万円も出費できないのであれば、欠席して他のお祝いの方法を考えた方がいいかもしれません。

派遣社員で結婚式の出席が難しい時はどうすればいい?

都合が悪かったり、金銭的などの理由で結婚式の招待を断らなければならない時はどうすれば良いのでしょうか?

お祝いの言葉だけで済ませるのであれば良いですが、お互いに円満でいられるように、お祝いの気持ちを形にすることも大切です。

では、どのような方法があるのでしょうか。

欠席時のお祝いの方法①「お祝い金を贈る」

欠席する場合のお祝いの一つとして「お祝い金」を贈るという方法があります。

本来出席したときに包む金額の1/2~1/3程度の金額を包んで贈りましょう。

例えば20代の同僚の場合には、相場が2~3万円ですので「1万円」を包むことになります。

このお祝い金を贈るタイミングとしては、欠席の連絡をした後なるべく早くが良いでしょう。

直接会って、お祝いの言葉とともに渡すのがベストですが、それが難しい場合にはメッセージを添えて郵送しましょう。

郵送する場合には、事前にその連絡をしておくことをオススメします。

欠席時のお祝いの方法②「プレゼントを贈る」

その他に、「プレゼント」を贈るという方法があります。

相手のことを思ってプレゼントを選べば、お祝い金よりも気持ちのこもった印象を与えることができるはずです。

結婚した後のことを考えれば、二人の生活で必要になる食器やグラスなどの生活用品が喜ばれると思います。

相場はお祝い金を贈る場合と同じで問題ないでしょう。

お祝い金と違って「物」を贈るため、値段が分からないといってもある程度の相場は守った方が良いと思われます。

贈り方やタイミングも前者に倣ってください。

まとめ:どんな形でもお祝いする気持ちが伝わればOK!

結婚式に招待されることは嬉しいことでもありますが、逆に困ってしまう場合もあります。

新郎新婦との接点があまりないけれど、同じ会社の同僚であったりと、複雑なケースもあるようです。

招待されたからといって、必ず出席しなければならないことはありません。

個人には時間や金銭的な問題があるかもしれませんし、欠席したとしても、他の手段でお祝いすることも可能です。

相手の気持ちを尊重して円満に乗り切る方法を自分なりに見つけていきましょう。