人見知りを悩みにしている人はいませんか?

学校や職場で人見知りして、うまくコミュニケーションができず、そのままズルズルと続いてしまってぼっちになってしまう事ってよくありますよね。

今回はそんな人見知りさんのあるあるから克服方法を紹介していこうと思います。

人見知りとは?人見知りについて考えてみる

そもそも人見知りの定義って意外と知らない人が多いと思います。

Wikipediaを見てみると人見知りとは下記の様な定義をされている様です。

従来は子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることである。大人の場合は「内気」・「照れ屋」・「はにかみ屋」・「恥ずかしがり屋」の言葉をあてるのが標準的である。社会心理学では、社会的場面における上記のような行動傾向をシャイネスという
引用:Wikipedia

これを見て驚きましたが、厳格には成人した人には人見知りという言葉は使わない様です。

普通に生活していて、大人になってからも「人見知り」という言葉を使う事もある様ですが、厳密には「内気」や「照れ屋」、「シャイネス」というのが正しい言い方の様です。

ただ一点皆さんに勘違いして欲しく無い事があります。

Wikipediaはこの様にも書かれています。

会心理学ではシャイネスを人間の持つ個性のひとつとして捉える。シャイネスは単に対人関係に消極的なだけでなく、緊張や気後れといった対人不安を伴う特徴がある
引用:Wikipedia

シャイなことはあくまでも個性の1つです。

コンプレックスに感じる事もあるでしょうが是非シャイな自分を否定しないであげて下さい。

人見知りを克服することは自分を変えること、成長させることなので素晴らしいことではありますが、人見知りなこと自体を後ろめたく思う必要はありません。

しかし、あまりにも重傷になってくると「コミュニケーション障害」や「対人恐怖症」など精神障害として扱われる事があるので注意はしておきましょう。

人見知りあるある


ではそんな人見知りさんってどんな行動をするのでしょうか?

Twitterで「#人見知りあるある」というタグを見つけたので、そこから人見知りあるあるをいくつか紹介しようと思います。

初対面だとどもってしまう

これは結構ありますよね。

実はこの記事の筆者も2年ほど引きこもり生活をしていた過去があって、コンビニと近所のスーパーの店員さん以外人と話さないという経験をしているのですが、その後社会復帰してから会話でどもる様になりました。

会話中に言葉がつっかえて結構辛い思いをしたのを覚えています。

話し始めに「あ」をつけてしまう

「あ!そうですよね!」とか「あー。わかります。」と話し始めに「あ」を付けてしまうのもあるあるですね。

よく千と千尋の神隠しのカオナシが「あっ、あっ」を行っているのを「自分だw」とツイッターで話題になりますが、会話に焦ると「あっ」って出ちゃいます。

挨拶をするかしないか悩んでしまう

社交的な人は知り合いに会うとまず挨拶しますが、人見知りやコミュニケーションが苦手だと挨拶ってするかしないか迷いますよね。

特に相手が明らかにこちらに気がついているときは挨拶し易いですが、こちらに気がついていない時だと

  • 気がついていないのにわざわざ話しかけるのって変?
  • 相手が自分のことを覚えていなかったらどうしよう。。。
  • なんとなく挨拶しずらい。。。

こんな感じで挨拶しようか悩んでいたら、挨拶のタイミングを逃すなんて経験よくありますよね。

Twitterでは元気

ネットなど主に文章だと結構元気ですよね。

筆者も話すより文章でやり取りする方が、気楽だったりします。

今はSNSであれば色々な人とコミュニケーションを取る事ができて、話すのは得意じゃ無いけど、コミュニケーションを取る事自体が嫌いじゃ無いという人見知りさんも多いはずです。

筆者はそうでした。。。

人見知りは損をしているの?

人見知りはよく「コミュ障」なんて揶揄されますよね。

結構自虐的に「自分はコミュ障だから。。。」なんていう人も多いと思います。

因みに筆者も昔はそんな感じでした。

結構卑屈になる事もありますが、人見知りが実際にどう行った不利益を自分に発生させているか考えた事がありますか?

筆者が社会復帰をして改めて自分は損や失っていたんだと思ったことは、こんな感じです。

  • 楽しい思い出
  • ビジネスチャンスや成長のチャンス
  • 新しい人脈を得る機会
  • 新しい事柄や世間の流行に触れるチャンス

結構色々なものを失っていますよね。

筆者は専門学生時代に引きこもりを発症して結果的に学校を中退しています。

最近色々な同年代の人と会話する上で楽しい学生時代の思い出は何も無いなと痛感させられる場面が多いです。

社交的な人は色々な人と話して、その中で流行りのものに触れて興味のあるものに手を出し、また新しい人と知り合いになる。

そういった繋がりが仕事に役立ったりもしますし、組織内で積極的に多部署とコミュニケーションをとることでより良い成果を出す事ができたりもします。

元人見知りの引きこもりだからわかりますが、人見知りは結構色々な損をしているのです。

人見知りの治し方

人見知りの人の中には、「人見知りを治したい。。。」と思っている人も多いのでは無いでしょうか?

今回は筆者が実際に人見知りを直すきっかけとなった方法を書いてみようと思います。

筆者が人見知りを克服するために行ったことはたった2つです。

それが、

  • 勇気を持つこと
  • 開き直ること

シンプル過ぎて拍子抜けかもしれませんが、私はこれで人見知りをほぼ卒業する事ができました。

まず何でもいいので知り合いに会ったら挨拶をするという事を決めて、とりあえず勇気を振り絞って挨拶するようにしました。

ただその時に、

挨拶を返してくれなかったり嫌な顔されたりしたらどうしよう。。。

なんて思ってしまったりもしましたが、ここは開き直ろうと思いました。

嫌な顔されても仕方ない、受け入れよう、次に行こう、どうせ表面上の繋がりだし既にコミュ障だから大した損失は無い

こんな感じで、ある意味ドライに開き直ることにしました。

ただ実際の所、話しかけて嫌な顔をされる事もなかったですし、実は考え過ぎだったと後から気がつくのですが、最初はそんな事わかりませんよね。

ただこれで僕の人生は大きく変わりました。

因みに、僕みたいに大胆に開き直る事もできないし勇気も出せないけど人見知りを治したいという方は書籍を読んでみるのもいいでしょう。

例えばこういった書籍がおすすめです。

まとめ


いかがだったでしょうか?

軽い人見知り程度で自分の生活に全く影響がなくて、問題ない程度の人であればあまり気にする必要はありませんが、実生活で少し影響が出てしまうくらい人見知りの人は、人見知りを卒業する事でいい方向に人生が変わり出すかもしれません。

少なくとも私は引きこもりを辞めて、拗らせた人見知りを克服できて良かったと心の底から感じてみます。

人見知りは社会に出て、色々な職場に行くとマイナスの側面が多いというのが事実としてあります。

正社員として同じ職場にずっと居られればいいですが、定期的に移動があったり、派遣など非正規の人は定期的に職場の変更があります。

その時に少しでも早く職場の人と仲良くなって仕事のしやすい環境を作るのに人見知りのままだと辛い時があると思います。

もし自分の人見知りが気になる人は頑張って克服してみるというのもいいかもしれません。

尚、弊社では人とコミュニケーションを取らないでいい求人も沢山有ります。

私と同じ人見知りを拗らせて引きこもっているような人はリハビリがてらコミュニケーションの少ない職場で働いて人と話す練習をしてみるのはいかがでしょうか?