ニュースでよく目にする言葉に「求人倍率」というのがあります。
新聞やネット・テレビでもよく取り上げられますが、この求人倍率(正確には有効求人倍率)、今はとても高く、注目されています。
2017年9月現在1.53倍!10年前の2007年同月の有効求人倍率は1.05倍と、現在が高いことがよく分かります。これはバブルの時代よりも高く、なんと1974年以来の高水準時代とのことですから50年ぶりに記録更新でしょうか!
そうはいっても、なんとなく就職するチャンスが多くなっているのかな?というイメージくらいしか湧かないかもしれません。
そこで「有効求人倍率」とはどういうことか、改めてご紹介していきます。
有効求人倍率とは?
有効求人倍率とは?
→「有効求職者数」に対する「有効求人数」の比率のことです。
これだけだと言葉が固いので、かみ砕いていきますね。
まず有効求人数とは?→新規求人 (求職) と、前月から繰り越された求人 (求職) とを合計したもの。
もっと平たく言うと
有効求人数とは現在仕事を探している人の数です。
つまり「有効求人倍率」とは・・
仕事の数と仕事を探している人の数の比率
(仕事の数÷仕事を探している人の数)
ということです。
この数値が1を超えると、仕事の数>探している人の数ということです。
失業は数字上ではなくなりますね。
仕事の数だけで見ると、求職者全員に仕事がある、ということになります(あくまで数だけでみると…ですよ;)。
このことから、有効求人倍率は,労働市場の需給状況を示す代表的な指標であるわけです。
もう一つの大事なポイントは、有効求人数は公共職業安定所を通じた求人・求職に限られる、ということです。
つまりハローワークだけの求人数なのです。そして有効求職者数も公共職業安定所に登録されている求職者数になります。
まとめると、ハローワークに登録して仕事を探している人に対して、ハローワークに登録された仕事の数が「有効求人倍率」ということです。
ですから民間の求人サイトや求人紙でのアルバイト探しや派遣での仕事探しなどのデータは入っていません。
ただ、有効求人倍率が良いときは世の中の景気がよく、多くの労働者が求められているということになりますから、おのずと民間の求人媒体でも派遣やアルバイトの数が増えていきます。
現に今は「労働者確保がなかなかできない」というのが企業の悩みの種になっています。
逆に有効求人倍率の高い今という時代は求職者にとっていろんな仕事が用意されているとも言えます。
自分がやりたい仕事、自分に向いている仕事、将来を見据えチャレンジしたい仕事、求職者の様々な基準で仕事を選ぶことができる時代です。
そこで仕事を見つけるために、プロである派遣会社に相談してみることもお勧めです。
専門のスタッフにお仕事を提案して貰うことで、新しい自分・新しいチャンスに出会えるかもしれません。
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