派遣社員といえども、社内の人はもちろん社外の人と関わることも珍しくはありません。

特に社外の人にとっては、誰が派遣社員で誰が正社員という区別もつかないため、派遣社員でも企業の顔として恥じないよう最低限のマナーは身につけておくべきです。

ぜひしっかりビジネスマナーを身につけ、愛される派遣社員になりましょう。

たとえ派遣であってもビジネスマナーは必要です。

大手派遣会社の求人はホワイトカラーのオフィスワークが多い傾向があり、ビジネスマナーも重要視されます。

まず基本的なことは身だしなみに関するマナーです。

オフィスカジュアルなど、派遣先企業の規定に基づいた服装を心がけ、サンダルなどつま先が見えるような足元もビジネスには適していないため控えましょう。

香水などもあまり好まれない傾向があるので、控えたほうが無難です。

また、仕事に支障が出るほどの私語はつつしむ、私物の携帯はマナーモードにするなど周りの迷惑にならないように配慮することも必要です。

さらにオフィスワークでは避けることができない、来客応対や電話応対にもビジネスマナーは重要です。

電話はできるだけ3コール以内に取る、もしそれ以上かかってしまったら必ず

お待たせ致しました

と最初に付け加えることも忘れてはいけません。

また来客応対では、お客様が来られたら

いらっしゃいませ

と明るく対応し、用件や約束の有無、お客様の会社名とお名前を聞く、そして

少々お待ちくださいませ

といって、スムーズに取り次ぐように心がけましょう。

ビジネスメールの書き方に注意しよう!

企業のオフィスワークをこなす派遣社員は、仕事でメールのやり取りをすることも多いです。

メールは特に相手の表情も分からず、声も聞くことができないので、文面だけでのコミュニケーションになります。

そのため、電話以上にビジネスマナーに気をつける必要があると言ってもいいかもしれません。

まず初めてメールを送る相手に、「お世話になっております」というのは、実は間違いです。

その場合は、「初めてメールさせていただきます、○○会社の○○と申します」という文面が正解です。

初めてコンタクトを取るのに、お世話になっていますというのは、なんとなく違和感を感じるのではないでしょうか。

また社内の人にメールを送る場合も必ず「〇〇さんお疲れさまです」と文章の始めにつけるようにしましょう。

そして間違いやすいメールの宛名ですが、社内では「○○部部長(役職)○○様」が一般的です。

そして部(課)全体のメール送信の場合は、「○○部各位」や「ご担当者各位」とします。

社外の場合は、「株式会社○○部長(役職)○○様」とすると良いでしょう。

メールの本文に関してはできるだけ短く、シンプルに書くことが大切です。

お客様や上司がメールを読んだとき、ダラダラと長く支離滅裂なわかりにくい文章では内容もうまく伝わらないうえに、手をわずらわせることになってしまいますので注意しましょう。

そして締めの文末には、「何卒よろしくお願いいたします」といった挨拶をつけるようにします。

派遣でもある名刺交換に気をつけよう

名刺交換は、オフィスワークの派遣社員でも行う場合があるので、その際のビジネスマナーもしっかり押さえておきましょう。

自分の名刺を渡す時は正面を向いて

○○会社○○部○○と申します

と名乗り、相手が差し出した名刺より低い位置に差し出すと、より印象が良くなります。

そして自分の名刺は右手で渡し、相手の名刺は左手で受け取り、すぐに右手で添え

頂戴いたします

と言うようにします。

持っている名刺を自分の名刺入れの上に置き、胸の高さより上でキープするのがポイントです。

もし複数人と名刺交換をする場合は、前の人の名刺を名刺入れの下に移動するようにします。

くれぐれも先にもらった人の名刺の上に置かないようにしましょう。

また受け取った名刺は、座ったタイミングで1対1の場合は自分の名刺入れの上に相手の名刺を置く、複数人の場合は役職が一番上の人の名刺を名刺入れの上にのせ、それ以外の人はテーブルの上に置きます。

また、もらってすぐに名刺入れに入れるのはマナー違反となってしまうので、注意してください。

自分が見える位置に名刺を置いておくことで、会話中に相手の名前を確認することもでき、より早く名前と顔を覚えられるメリットもあります。

名刺をしまうタイミングは、その場に応じて行うようにしてください。

相手の方が名刺を出したままの時に自分が先にしまうのは失礼にあたってしまいます。

位置に注意!上座と下座の見分け方

お客様を会議室などにご案内するのも、オフィスワークの派遣社員の大切な仕事のうちの一つです。

その場合上座や下座を間違うと失礼になってしまうので、ビジネスマナーとして必ず覚えておきましょう。

基本的には入り口から一番遠い席が上座、近い席が下座になり、日本では左が上位、右が下位というしきたりがあります。

そのため、取引先などお客様の役職が上の方が入り口から一番遠い左の位置、という認識になります。

ただ、部屋のレイアウトで多少変わることがあったり、欧米などでは右が上位になる国もあるので、外国人のお客様の場合は注意が必要です。

この上座下座の考え方は会議室だけではなく、エレベーターや車の中でも使われます。

エレベーターは開閉ボタンが操作しやすい出入り口に近い場所が下座、中央の奥が上座になります。エレベーターの開閉の際は率先してボタン操作をし、誰も乗っていない場合は「失礼します」と一言そえて自分が先に乗り、お客様や上司の乗り降りの際のボタン操作を行います。

また

よろしければご希望の階のボタンを押します

と申し出るのもいいでしょう。

タクシーなど車の中では、基本的に運転手の後ろが上座、助手席が下座になります。


そして、下座にいる人が運転手に道先を告げたりする役割を担います。

ビジネスマナーをしっかり身につけよう

ビジネスマナーは仕事をするうえでとても重要であり、たとえ派遣社員でもしっかり身につける必要があります。

特に派遣社員のように、様々な企業で働く機会が多い場合は、一度身につけてしまうと「ビジネスマナーがきちんとしている人」と認識され、どんな職場でも重宝されます。

もしビジネスマナーに自信がなかったり、そういう機会がなくて身についてないという人は、ぜひ勉強してみてはいかがでしょうか。

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