変なことされそうで不安・・・
働きながら転職活動をしている時に、最も気をつけたいのが同僚や会社に知られてしまう事です。
そもそも自分では必死に隠しているつもりなのに、何故バレてしまうのでしょうか。
この記事では、勤めている会社に転職活動が知られた時のデメリットや会社にバレてしまう理由、また転職エージェントを利用するメリットなどについてご紹介していきます。
会社に転職活動がバレたときのデメリットとは
転職活動は個人の自由であり、ホワイトな会社ではもし会社にバレたとしてもそれほど大きなデメリットはないでしょう。
ただ、元々離職率の高い職場や意地悪な先輩がいる職場では、次のようなデメリットが考えられます。
- 転職させないように脅す
- 有給休暇を取得させず面接に行くのを妨害する
- 業務量を増やして転職活動をさせない
- 辞表を受け取らない
- 待遇が悪化する
モラハラやパワハラが横行している職場では、様々な形で転職活動が妨害される可能性があります。
辞表を出しても受け取らなかったり、有給休暇の取得を申請したのに受理せず面接に行かせなかったり、中には業務量を増やして残業させることで転職活動の時間を取らせないようにする、時には暴力や罵声を浴びせて脅してくるといった事例もある様です。
転職活動の妨害以外にも、あからさまに待遇が悪くなる可能性も否めません。
当然ながら会社は末永く働き、会社のために貢献してくれる人材を大切にします。
近々辞めようとしているとわかれば、自社の力にならない人材と判断され、給料や賞与に影響したり重要な仕事を任されなくなる事はあり得ます。
さらに上司や先輩、同僚から冷たい態度を取られる事もあるため、退職する日まで職場に居づらい状態になるかもしれません。
はじめにも少し書きましたが、ホワイトな会社ではあまりデメリットはありませんし、一般的な会社でもここまでされるケースは稀です。
しかし世の中にはブラック企業などと呼ばれる企業がある様に退職する従業員に嫌がらせをする会社があるのも事実です。
あなたが転職されたいという理由が今の会社の労働環境に起因するのであれば多少警戒しておいた方が良いでしょう。
会社に転職活動がバレる理由
転職活動をする際、高らかに宣言して活動する人はほとんどいません。
勤めている会社に申し訳ないという思いもあり、密かに活動を始める人が大半ですが、それでも会社に転職活動がバレるのはどのような理由があるのでしょうか。
- 服装を変える
- 休みを取る頻度が増加する
- 仕事へのやる気が減少する
- 親しい同僚に話す
服装を変える
普段からスーツで出勤している人は問題ありませんが、通勤は私服、出勤後は作業着やユニフォームに着替えるという場合は服装によって転職活動をしているという事がバレてしまう事があります。
面接を受ける場合はスーツを着用をする場合が多いですから、普段は私服通勤の人も面接日はスーツで出勤する事になります。
一度自宅に戻ってからスーツに着替えて面接に臨むという方法もありますが、もし仕事の都合で勤務時間が長引くかもしれないと考えると、最初からスーツ着用で出勤しておいた方が安心でしょう。
カジュアルな服装とスーツでは印象も変わり、敏感な人には｢面接を受けに行くのかもしれない｣と勘づかれるかもしれません。
休みを取る頻度が増加する
働きながら転職活動をする場合、平日の一般的な勤務時間内に面接が行われるケースが多いです。
つまり面接を受けるには有給休暇を活用するなど、休みを取らなければいけません。
有給休暇は社員の権利であり、申請したからと言って咎められる事はありませんが、有給の申請書は部署の長に提出した後人事部に送られ、役員や人事部長の承認を経て返却される仕組みになってるケースとなっている場合が多いです。
コンスタントに有給を取っている社員なら不自然さはありませんが、あまり休みを取ってこなかった社員が突然連続して有給の申請をしてくると、鋭い社員は転職の可能性に気付く可能性があります。
仕事へのやる気が減少する
転職を決断すると、気持ちは既に次の職場へ向かっています。
自分では出していないつもりでも、現職に対してモチベーションの低下が顕著に表れている事もあります。
また、仕事をしながらの転職活動は心身ともに負担が重く、書類の準備や面接への緊張感で仕事どころではないと感じる人もいます。
積極性が無くなり、話をしても常に上の空状態であれば、仕事への意欲を失っている、退職するかもしれないと周りに思われるのも当然かもしれません。
親しい同僚に話す
親しい同僚だけなら自分の秘密を話しても良いと思うかもしれませんが、口は災いの元とも言うように、どこからともなく情報が洩れてしまう事があります。
転職活動を秘密にしているのは申し訳ないと後ろめたい気持ちにもなりますが、結局噂が広まってダメージを受けるのは自分です。
例え親しい間柄だとしても、せめて内定が出るまでは誰にも話さないようにした方が良いでしょう。
転職活動がバレたくなければ転職エージェントを使うと吉
会社に知られずに転職活動をしたいなら、転職エージェントが便利です。
自分1人で活動するとなるとまずは自分で求人を探し、面接日の調整もしなければいけません。
多忙なスケジュールの中、1人でこなしていくのは大変な事で疲れが勤務中に出てしまう可能性もあります。
その点、転職エージェントはキャリアアドバイザーの存在が大きいです。
キャリアアドバイザーは転職活動をサポートをしてくれる担当者で、事前に｢会社バレを防ぎたい｣と相談しておけば、同業他社で情報が洩れる可能性のある会社の求人は避ける、企業との面接日を土日にして貰えるよう交渉するなど、様々な配慮をして転職活動を進めてくれます。
その他にも、転職エージェントにはメリットがあります。
登録する際に希望する条件を伝えておくと、経歴などと合わせて適切な求人を紹介してくれます。
働きながら求人をチェックし、気になった企業について調べて応募するという作業は手間がかかりますが、転職エージェントを介せば大幅に転職活動に費やす時間を減らすことが可能です。
また、面接に応募したい場合は面接日の調整、履歴書や職務経歴書の添削、面接の練習など様々なサポートが受けられます。
安心して転職活動のみに集中出来る環境を整えてくれるキャリアドバイザーは、非常に心強く感じる存在と言えるでしょう。
実は派遣会社も転職エージェントと同じ様に正社員求人を探せるかも？
それなりに大きな規模の派遣会社は、有料職業紹介の許認可も取得しています。
つまり通常の派遣業だけではなく、転職エージェントのように正社員求人の紹介も期待出来ます。
派遣には正社員になれるかもしれない紹介予定派遣というものも存在します。
る紹介予定派遣とは、派遣社員が派遣先の企業で直接雇用される事を前提に一定期間労働に従事し、契約期間後に企業側と派遣社員の双方から合意が得られれば、企業に直接雇用されるという仕組みです。
求職者にとっては面接だけでは伝わりにくい社内の雰囲気や仕事内容について、派遣社員として働く間に十分に体感でき、自分に合うか合わないかの判断が出来ます。
また、紹介予定派遣は未経験の業界や職種に挑戦しやすいというメリットもあります。
転職活動の際は派遣会社も上手く活用することをおすすめします。
転職エージェントを上手に活用して転職を成功させよう
転職を検討した時、収入面や仕事のブランクを考えれば在職中に転職活動を始め、次の職場を決めておくのが理想です。
ただ1人で全てをこなしていくのは大変で、場合によっては会社にバレて転職活動を妨害されるかもしれません。
安全に着実に活動していきたいなら転職エージェントが便利で、転職エージェントなら求人探しや面接日調整の手間が省け、会社にバレないように進めていく事が出来ます。
派遣会社も上手く活用しましょう。
