転職をする際に気になるポイントとして、『転職の回数』や『年齢』を気にする方は多くいるのではないでしょうか。
などと、不安に思いますよね。
また、履歴書はどのように書いたら印象が良くなるのか気になるところです。
今回は、令和時代の企業の『転職』への考え方や履歴書の注意点、自己PRについて話していきましょう。
転職の回数や年齢は採用に影響する?
転職回数や転職時の年齢は誰しも気にするものです。
転職回数が多ければ、印象は良くないと思われがちですし、年齢も高いほど不利になりそうですよね。
これらは企業の採用方針に左右されてしまいますが、令和時代に入った今、どのような考え方に変わっているのか話していきます。
転職回数が多いと厳しい?限度はあるの?
まずは『転職回数』から話していきましょう。
転職回数が多いと、企業の採用担当者はこう思います。
転職回数が多くなるほど、それぞれの会社在籍期間も必然的に短くなるため、長く働いてもらえないというイメージがあります。
また、仕事環境に順応できないといった印象も持たれてしまう可能性もあります。
ですが、時代が変わるにつれてそのようなイメージが払拭されつつあるのです。
ただ単純に『転職回数の多さ』を問題視するような考え方ではなく、『転職の中身』を重要視するようになってきています。
例えば、専門的スキルを身に着ける為にさまざまな会社を渡り歩いている人であれば、その転職の中身を見れば、逆に評価されるものでしょう。
このように意思を持ち、プロフェッショナルに徹している人ならば、転職回数というものは障害になりません。
転職にそれなりの理由や意図がある場合には、『限度』というものはないと言えます。
転職回数の数え方は?派遣やアルバイトは?
派遣社員として何社も経験していた場合や、パートやアルバイトも回数に含めるのか気になると思います。
結論として、派遣先が複数あってもその間は転職としてカウントされません。
また、パートやアルバイトもカウントしません。
例えば、
- 正社員⇒パート⇒派遣社員(A.B社派遣)⇒正社員
の場合には、『2回』となります。
単純に『在籍会社数-1』と考えてください。
つまり、派遣社員はひとつの派遣会社に雇われて複数の派遣先へ出向いていたという認識でOKです。
アルバイトやパートについてですが、フルタイムで働いていた場合にはカウントされることもありますので注意が必要ですが、基本的には記入しなくて問題ないと思います。
しかし、派遣会社で職務経歴書を作る場合、担当者から『アルバイトやパートの経験も書いて欲しい』とお願いされる場合がほとんどだと思いますが、その場合は職務経歴書にはしっかりとアルバイトやパートの経験も記入しましよう。
転職時の年齢に限度はあるの?
次に気になるのが『転職時の年齢』についてです。
このように思っている人は少なからずいると思います。
企業は若くて、長く働いてくれそうな人材を求めていると思われがちですが、全てがそういうわけではありません。
30代後半でも、転職のチャンスは十分にあるのです。
その理由のひとつとして『管理職』の人材不足が挙げられます。
今となっては『転職の限界は35歳』という言葉は死語になり、40代でもスキルと実績を備えた人材であれば、企業は活躍できると考えています。
ですので、年齢にとらわれずに自分が活躍したい会社で働くことを目標にしてみても良いでしょう。
履歴書で注意することは?自己PRはどうすればいい?
転職で履歴書を書くときには、新卒のような感じで書いてはいけません。
なぜなら、『転職』であるからです。
企業側が履歴書で注目するポイントを洗い出して、抜けのない履歴書を目指しましょう。
履歴書を書く時に気を付けたいポイントとは?
履歴書では、気を付けるポイントがいくつかあります。
- 読みやすく、正確に
- 学歴・職歴を詳しく
- 写真は印象良く
企業はあなた以外にもたくさんの履歴書を見ることを想定してください。
正確でかつ読みやすい履歴書であることは良い印象に繋がりますし、採用担当者の目に留まりやすくなります。
また、学歴や職歴欄であなたが今まで携わってきた業務や実績を付け加えることで、スキルをアピールすることができます。
『経験』や『スキル』は積極的にアピールすることをおすすめします。
写真については、第一印象を決めるといっても過言ではありませんので、清潔感のある印象の良いものを選びましょう。
自己PRの内容を考えよう!
自己PRはありきたりの内容では、他の人に埋もれてしまいます。
あなたがどのような意思で、その企業で働くことを望んでいるのかをアピールしなければなりません。
今回は、新卒ではなく転職のケースなので、その点にも注意しながら考えましょう。
まず、自己PR文に書く内容としては
- あなたの実績や経験、スキルについて
- あなたが企業にどのように貢献できるか
大まかにこの2つを軸に構成していきます。
このような書き方は典型であるので、他の人と差をつけるには『具体的なエピソード』が必要になります。
これまでのあなたの経験やスキルを展開し、企業でどのような活躍ができるのかをアピールしましょう。
ここで注意ですが、自分を良く見せる為に『嘘や誇張』を使うのは決してしないでください。
採用担当者は何人もの志望者を見てきている訳ですから、矛盾や面接態度などで気づいてしまいます。
正確な内容で履歴書を作り上げて、自信を持って臨みましょう。
給料を上げたい!どうすればいい?
今のあなたの給料が労働に対して少ないと感じたり、待遇が悪いと思ったことはありますか?
それを変えようと、どれだけ仕事を頑張っても給料は変わらなかったりと現実は厳しいですよね。
そのような会社にいつまでも勤めるのは、ストレスが溜まりますし、時間がもったいないです。
そんなあなたに『転職』を提案します。
手っ取り早いのは転職すること!
同じ会社に勤め続けるとして、給料を上げるには何年もの時間が必要になります。
その会社に不満があるとすれば、その長い年月はかなりストレスです。
そこで一番手っ取り早いのが『転職』になります。
仕事を変えることは決して悪いことではなく、手に入れたい未来のステップアップと考えましょう。
業種によって給料水準は違ってきますし、新しい業種へ飛び込んでみれば天職だったってこともあり得ます。
給料を上げたいと考えている方は一度、転職を視野に入れてみましょう。
給料水準の高い業種を選ぼう!
給料を上げるといっても、同じ業種では似たようなものばかりでしょう。
給料水準の高い業種へ挑戦することが、一番の近道です。
年収の高い職業には専門的なスキルが必要とされることが多いですが、一度そのスキルを身に付けてしまえば仕事には困らないと言えます。
専門的スキルは誰しも持っている訳ではないので、そういった人材の需要は安定的にあるのです。
スキル取得には時間がかかるかもしれませんが、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ:専門的なスキルは転職に強い!
転職において、自分を有利にしてくれるのは『経験』や『スキル』になります。
他の人には持っていない経験や専門的なスキルを持ち合わせている人は、それを武器にすることができます。
新しい職種に挑戦して、スキルを身につけることも有意義になると思います。
転職回数が多い場合や年齢が高い場合でも、転職できる可能性は大いにありますので、自分で勝負できることに挑戦してみてはいかがでしょうか。