皆さんは最低賃金はいくらかご存じでしょうか。
これは各都道府県で異なりますが、最も高い東京が1013円、神奈川が1011円で1000円以上はこの2都県のみになっています。
次の表を見てみましょう。
都道府県によって大きな賃金の差がありますが、少しづつ最低賃金が底上げされてきているのがわかります。(括弧内の数字は平成30年度の地域別最低賃金)
ですが、世の中には賃金に見合わない労働をさせられている方がいるのが現状です。
2020年5月末にガールズチャンネルで『最低賃金なのに、ここまでやらされるのかと思った仕事』というトピックが立ちました。
トピ主は小さな会社の事務補助のパートとして採用されたのにも関わらず、外国人を相手にするという難しい仕事を任されたようです。
このトピ主の声に対して、他にも苦しんでいる方のコメントがたくさん寄せられました。
その中でいくつか挙げると、
店舗の責任者を任されていた人は、片道4時間も掛かる遠い本社に会議出席するも、移動時間の手当も付かなかったようです。
また、パート採用なのにも関わらず、トラブルやその他の全ての管理を強引に任されていた人もいました。
その中でも、特に不満の声が目立ったのが『コンビニ』でした。
コンビニの業務内容は、レジ打ちのみならず、品出しや掃除も同時にこなさなければなりません。
それに加えて、お客様を相手にする仕事ですので、どんな理不尽でも丁寧な接客が求められます。
仕事量と気遣いなどの精神的な負担がかなり大きいと感じました。
それらを全てこなすには、大きな労力が必要となりますが、それに見合わない『時給』にたくさんの方が不満を募らせていたのです。
このように、時給に見合わない労働を強いられている方や、過剰に責任を負わされている方が実際にいることが見て取れました。
これらはどうみても理不尽でありますし、『労働』と『報酬』が釣り合っていないことが伺えます。
全体を見ると、不満を訴えるコメントは多くは『過去形』で、『辞めました』『辞めて良かった』という言葉がそこにありました。
仕事を辞めて転職することは決して悪いことではありませんし、今よりも良い環境で働きたいと思うことは自然なことです。
雇用者は、コスパの良い労働者を求めますし、一方私たち労働者は『自分の求めるより良い職場』を探すのは当たり前ですよね。
無理に我慢して嫌な仕事を続ける必要はないのです。
高い時給で働くには?
賃金に見合わない労働を回避する方法として、『高時給の仕事』を見つけるという方法があります。
パートやアルバイトで高時給の仕事を探そうとしても、見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
そこでアルバイトやパートは一旦置いておいて、別の働き方を考えてみましょう。
雇用には『正社員』や『契約社員』『派遣社員』『アルバイト・パート』とさまざまありますが、転職しやすい『派遣社員』を例に挙げてみます。
派遣社員の平均時給は正社員に匹敵するほど高くなっており、ジョブズリサーチセンターの調査によると、
引用元:ジョブズリサーチセンター
このように派遣社員を募集する平均時給額が2020年6月時点で1704円となっています。
一方、比較としてアルバイトやパートの平均時給も見てみましょう。
引用元:ジョブズリサーチセンター
アルバイト・パートでは1083円で、派遣社員とでは600円以上の差があることがわかります。
これから分かるように、派遣社員として働くことで大幅に時給アップするチャンスがあるのです。
転職を考えるのならば、派遣社員で働くことも視野にいれると良いでしょう。
まとめ:我慢せずに良い働き方を見つけよう!
ガールズチャンネルのトピックで最低賃金しか貰えないのに、多くの仕事を任されていたり、重い責任を背負わされているという声が多くありました。
『賃金に見合っていない仕事』を続けていくことは体力的にも精神的にもキツいところがあると思います。
そこで、思い切って働き方を変えてみてはどうでしょうか。
例えば、『派遣社員』は場所や時間的にも融通が効きやすいため、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
それに加えて、時給の平均額が高いのでそれまでよりも給料がグンと上がったり、派遣会社によっては福利厚生の特典もあるかもしれません。
今のお仕事が嫌になって、『もっと時給の良いところで働きたい!』『仕事に見合った給料を貰いたい』という方に派遣社員をオススメします。
派遣会社に登録してしまえば、さまざまなお仕事を紹介して貰えますので、一度登録してみてはいかがでしょうか。