子どもの生活や、共働き家庭の親を支える保育士の仕事は需要が高まっています。

保育士は国家資格のため、資格取得が必須です。

この記事では、保育士の資格取得方法仕事の内容を解説し、保育士としての様々な働き方も紹介していきます。

保育士になりたい人や、保育士を志しているものの自分の希望に添う働き方ができるのか不安に感じている人は是非参考にしてみて下さい。

保育士と幼稚園教諭の違いを徹底解説


子どもに関わる仕事をしたくて保育士を目指す人の中には、幼稚園教諭も候補に入れて迷う人が少なくありません。

まずは、保育士と幼稚園教諭の違いについて解説していきましょう。

まずは保育士と保育園教諭のなり方についてです。

保育士は厚生労働省を管轄とする保育士資格、幼稚園教諭は文部科学省を管轄とする幼稚園教諭資格がそれぞれ必要です。

さらに、管轄の省庁から保育士は生活の中で必要な保育のサポートが主な仕事内容であり、幼稚園教諭は就学前の教育が主な仕事内容であることも読み取れます。

続いて、環境面を比較してみましょう。

幼稚園は祝日や夏季休暇、冬期休暇などの休園日が多く設定されているのに対して、保育園は日曜日以外の休日が少なくシフト制を採用している園が多いです。

子どもを保育する時間も、幼稚園の園児が滞在する平均時間が5時間に対して、保育園は児童の滞在時間が平均8時間。

早朝保育や延長保育を合わせると差はもっと大きくなることでしょう。

ただし、幼稚園教諭であっても園で早朝保育や延長保育を行っていたり、イベントや出し物のために休日出勤や残業があることは珍しくないので、就業時間に関しては幼稚園、保育園共に園次第になることがほとんどです。

給与に関しては、平成29年度の厚生労働省の調査によると幼稚園教諭が年収340万円、保育士の年収が342万円と大差はないものの、公立園や私立園など、就業する園によって大きな差がでてしまいます。

一律にどちらの方が給与面で好待遇なのかということは甲乙つけがたいのが現状です。

保育士のメリットってどんなこと?デメリットはあるの?

同じ子どもに関わる仕事でも、保育士と幼稚園教諭ではなり方から仕事内容まで全く異なる職種です。

その中で保育士になることのメリットデメリットについて解説していきます。

まず、保育士の大きなメリットの1つとして資格を幅広く使えるという点があります。

幼稚園教諭資格は幼稚園教諭として従事する際にしか使えない事に対して、保育士資格は保育園以外にも乳児院や児童養護施設などに従事する際にも必要です。

長い目で見ると、様々な仕事に就きやすいのは保育士資格でしょう。

さらに、保育園では0歳児から保育を行うという点も幼稚園教諭と大きく異なります。

保育士の仕事内容は、保育の難しい家庭の児童の生活をサポートするというもの。

より小さな子どもと関わっていきたいのなら、保育士の方が向いていると言えるでしょう。

ただし、保育士は幼稚園教諭と比べると親との信頼関係を結ぶことを求められる傾向にあります。

ある程度会話のできる幼稚園児に対して、まだハイハイすらままならない児童を保育士として担当することもあるでしょう。

親からすれば「この保育士は信頼に値するのか」という目で見ている人も多いです。

保育士には、そんな親と深いコミュニケーションをとって信頼関係を作ることも業務の1つとして求められています。

また、幼稚園と比較すると児童の保育時間が圧倒的に長い保育士は、イベントの準備や保育以外の業務を行う時間を確保し難く、残業や持ち帰りで対応している人も少なくありません。

園によってはシフト制のタイムスケジュールの中で、保育から離れて雑務を行う時間を確保してくれる場合もあるので、残業や持ち帰りを避けたい人は保育園のシフトの組み方についてもしっかりと精査して就園する保育園を決めるのが良いでしょう。

保育教諭というお仕事も


保育士と幼稚園教諭、それぞれに魅力があり選びきれないという人もいることでしょう。

小さな子供の生活を支える保育もしたいし、年齢にあった教育をして就学のサポートをしたいという人には保育教諭という働き方もあります。

保育教諭のなり方は特に特別な試験などがないものの、保育士資格と幼稚園教諭資格、両方の資格取得が絶対条件になります。

ただし、2024年までは保育士として4320時間以上、保育士業に従事し、実務経験3年以上なら幼稚園教諭資格を持たなくても保育教諭になることが可能です。

実際に保育教諭として従事しながら幼稚園教諭資格取得を目指す働き方もできるというわけです。

保育教諭は、長時間の保育を行いながら教育も行う認定こども園で働くことができます。

認定こども園では、0~2歳児に関しては保育のみ、3~5歳児に関しては園の規定した時間内を教育指導し、それが終わると保育に切り替わる柔軟な体制が特徴です。

どうしてもどちらか一方に絞ることができないという人は、認定こども園で保育と教育の両方に携わってみるのも良いでしょう。

保育士は正社員だけ?派遣保育士という働き方も


従来、正社員にばかりスポットが当たっていた保育士ですが、最近では派遣保育士という働き方を選ぶ人も増えています。

派遣保育士のなり方は、派遣会社を決めて登録を行うだけです。

派遣会社を介して保育園に従事することで、残業が軽減されたり、給与面での好待遇が期待できるというメリットがあります。

特に派遣保育士は、派遣という雇用形態から担任業務を担当することが少なく、主な仕事内容は担任のアシストです。

そのため、保育士資格を持っているもののブランクのある人や、実際に働いてみてから正社員として就職を希望する保育園を選びたいという人からも人気が高まっています。

さらに、派遣保育士は副業ができるという点も大きな魅力の1つです。

せっかく保育資格や幼稚園資格を持っていても、低収入の園に就業していて副業も禁止されているという人は少なくありません。

派遣保育士なら、複数の保育園を掛け持ちしたり、全く別業種の仕事を副業とすることも可能です。

派遣という雇用形態上安定性は正社員に劣るものの、自分のライフスタイルを大事にしながら保育士の仕事に従事したいという人におすすめです。

自分に合った保育士としての働き方を探そう


子どもが好きだから保育士になりたいと思った時、保育士としての就職だけをゴールにするのも良いですが、広い視野を持って幼稚園教諭や保育教諭などの働き方を候補に加えるのもおすすめです。

さらに、それが正社員なのか、派遣社員なのか、副業をするのか、など働き方はたくさんあります。

自分がどんな働き方をして、どんな保育士を理想としているのか考えをまとめて、長く楽しく働ける働き方を探してみて下さい。

イメージだけでなくしっかり調べて、あなたにあったお仕事に巡り会えると良いですね。

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