スポーツインストラクターとは、具体的にどのような仕事内容でどのくらいの給料が見込める職業なのでしょうか。
健康志向の人が増えている昨今において、インストラクターという職業に興味を持っている人も少なくないと思います。
youtubeでもフィットネス系のジャンルが人気を博しているが良い証拠と言えるのではないでようか？
しかし実際に転職するには時代の流れ以外にも色々と考えなくてはいけない事も多く
などなど考えて慎重に行動しなくてはいけません。
この記事ではどのような人が向いている仕事なのか、具体的にどのような仕事なのか、スポーツインストラクターについて紹介していきましょう。
スポーツインストラクターってこんな仕事！
スポーツインストラクターは、スポーツの指導を行う人のことを指します。
主にフィットネスジムや、スポーツクラブなどで、利用者が安全に楽しく運動を行えるよう、運動指導や安全指導を行います。
この仕事に就くにあたり、必須の資格などはないので、未経験の人でもできる仕事ですが、スポーツに関わる仕事であるため、元々スポーツ経験のある人や、体を動かすことが好き、あるいは得意な人が向いている仕事です。
しかし、運動には事故や怪我がつきもので、やはり最低限どの知識と責任感は必要になってきます。
体育大学を卒業している、もしくは準じる学部を卒業している人が多いですが、例え知識がなくても、職場によっては働きながら資格を取る補助をしてくれるところもあるので、働きながら、勉強していくことも可能です。
トレーナーとの違い
スポーツトレーナーとは、主にプロのアスリート選手を支える人のことを指します。
支え方は様々ありますが、普段のトレーニングから、ケガをしたときなどのリハビリまで請け負います。
プロの選手だけを見ることはなく、スポーツクラブや、フィットネスジムなどで、一般の人の運動指導を行ったり、病院などでリハビリのお手伝いをすることもあります。
スポーツインストラクターよりも、少し専門性の高い仕事内容になっています。
スポーツインストラクターになるために取得しておきたい資格
スポーツインストラクターには、働くための必須の資格などはありません。
基本的に誰でも出来る仕事です。
ですが、運動を教えるという仕事の関係上、スポーツを実際に行っていた経験や、スポーツに関する知識は持っておいた方がよいでしょう。
インストラクターに転職するにあたって、持っていると有利な資格もあります。
- 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者
- 健康運動指導士
などの資格を持っていると、インストラクターとして、さらに幅広く働くことができます。
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者とは、日本スポーツ協会に公認されたスポーツ指導者のことです。
年齢や技能、志向など、様々なスポーツ活動に対応するため、多くの種類の資格が用意されています。
基本的な資格から、専門性の高い資格、競技別の資格もあるので、必要な資格、興味のある資格を取得するとよいでしょう。
健康運動指導士
健康運動指導士とは、個々の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための指導を行う者のことを指します。
健康づくりの一環として、生活習慣病の予防や、特定健診、特定保健指導など、予防に力を入れるようになった結果、運動や身体活動の支援を担うことについて健康運動指導士への期待がますます高まっています。
あらゆる個人の状態に応じ、必要な運動を提示することができる専門家を目指す上で、まず取得しておきたい資格の一つです。
どんどん市場が広がるフィットネス
体質改善や、健康志向が言われるようになって、フィットネス業界にもその流れが来ています。
運動が必要、でも一人では続かないという人も少なくはないでしょうから、フィットネスジムやスポーツクラブの需要はまず減ることはないでしょう。
youtubeなどの動画サイトを使って、配信という形を取れば、ジムに行くために外出することなく、自宅にいても指導を受けながら運動を行うことができます。
この形式であれば、自宅を離れることが難しい、外出したくない、といった人達にも、勧めることができるため、利用者側の選択肢の幅が今以上に広がります。
運動の必要性の高まりと、場所を選ばなくてよくなったことで、利用者の増加が見込めるため、フィットネス事業はしばらく人気が上昇するのではないでしょうか。
近年、パーソナルトレーニングやyoutubeなど、フィットネスジムやスポーツクラブに通う以外の選択肢も多く出てきました。
環境さえ整っていれば、インストラクターとして働く側も、どこからでも仕事が出来るので、従来のように、どこかの会社に雇われて、出勤して働くだけではなく、一から自分でプロデュースをして、教室を持ったり、指導をすることができます。
道具や場所を選ばない、自宅でも取り組めるような運動でしたら、インストラクターも、利用者も自宅にいながら指導を受けることもできます。
また、パーソナルトレーニングのように、オーダーメイドで自分に合った運動を求める利用者も増えています。
広い空間で、大勢が集まって決まった時間に皆で同じことを行うのではなく、自分にあったメニューを、自分のためだけに、都合のいい時間にインストラクターに付いてもらう、ということを選ぶ利用者も増えてきています。
このように、利用者のニーズと、インストラクター側の許容できる範囲を照らし合わせていけば、インストラクターの働き方はさらに多様性のあるものになっていくでしょう。
スポーツインストラクターになるには！未経験でも大丈夫？
スポーツインストラクターとして働くにはまず、フィットネスジムやスポーツクラブの求人を見るようにしましょう。
未経験でも問題はありませんが、各スポーツに関する知識を持っている人や、習い事や部活などでスポーツの経験がある人の方が採用されやすい傾向にあります。
知識や経験などが少なくても、基本的なことは研修等で教えてくれる職場が多いので、やってみたいと思ったらとりあえず応募してみるのも一つの手です。
場所によっては、働きながら勉強し、資格を取得させてくれるところもあるので、経験や知識の面で不安のある人はそのような職場を探すようにするとよいでしょう。
利用者に指導しつつ、インストラクターも体を動かすことが多いので、体を動かすことが好きな人、人と接することが好きな人に向いている仕事です。
フィットネス事業に転職するにあたって
最近の健康ブームにおいて、気軽に運動できるフィットネスジムやスポーツクラブの需要は、これからも増えていくでしょう。
インストラクターの需要も増えるでしょうから、フィットネス事業に興味のある人にはおすすめの転職先でもあります。
また、ジムやクラブに雇われるだけではなく、様々な働き方ができる仕事でもあります。
自分に合った働き方を探してみてもよいでしょう。
