バイトの王道コンビニバイトってどんなことをするの？未経験でもできるかな？

アルバイトと聞いて、すぐに思い浮かぶのがコンビニバイト！まずはコンビニから始めようかな、と考えているバイト初心者の方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんなバイトの王道コンビニバイトについて、未経験者でもわかりやすく解説して行きます。

と驚かれる内容もあると思うので、応募前にぜひ一度目を通してみてくださいね。

コンビニバイトってどんな仕事があるの？

バイト初心者にはうってつけのコンビニバイト。

ですが、もちろん楽仕事ではありません。

実はみなさんが思っている以上にコンビニの仕事は大変でその仕事内容は多岐にわたります。

接客、レジ打ち、商品陳列や発注、さらにはコピー機などの機材の管理や宅配便の受付まで、たくさんの業務をこなす必要があります。

と思われるかもしれません。

事実大変な仕事なのは事実ですが逆に言うと、多岐にわたる仕事を経験できるからこそ、バイト未経験の初心者にこそやってもらいたいアルバイトなのです。

それでは具体的な仕事内容を見ていきましょう！

今回紹介するのは以下の７業務です。

接客

コンビニのバイトは基本的に接客業に分類されるためコンビニ業務の中心は接客です。

レジでのお客様とのやり取りはもちろん、商品のある場所を案内したり、機材の使い方を説明することも接客業務に含まれます。

接客の際に大切なことは、ハキハキとした口調で話すことです。

もごもごと口ごもったりするのは、お客様に不信感を与えてしまうので、気をつけましょう。

また、初めのうちは分からないことが多く、即座に対応できないことも多いでしょう。

その時は、お客様に少々お待ちいただくようお伝えし、店長や先輩に尋ねてから対応するようにしましょう。

誠実な対応を心がけることが一番です。

しかし、ネットで度々話題に上がるようなクレーマーの相手をしなくてはいけないのも事実です。

ルールを守ってくれるお客様には誠実な対応が必要ですが、時と場合によっては毅然とした態度で対応することも必要でしょう。

必要なら時間帯責任者や正社員、本部の人に対応をお願いしたり助言を求めることも考えなくてはいけません。

レジ打ち

レジ打ち業務では、スキャナーでバーコードを読み取り、精算を行います。

お店の商品だけではなく、公共料金の支払いやチケット代金などもレジで支払いますが、基本的にすべてバーコードを読み取ることで行います。

ネット通販で購入した商品の受け渡しもレジ内業務です。

レジ打ちは素早さよりも丁寧に行うことを心がけ、商品を落としてしまったりしないよう気をつけましょう。

また現金を扱う業務なので間違いには最新の注意を払う必要があります。

商品の検品・陳列

納品された商品を検品し、陳列棚に商品を並べて行きます。

検品は、発注した通りに納品が為されているかの確認作業で、商品名と個数を調べます。

また陳列については、最初はきれいに並べてもすぐに乱れてしまうので、お客様が手に取りやすいよう目につき次第こまめに整えるようにしましょう。

調理業務

多くのコンビニで揚げ物や肉まん、おでんなどを販売しています。

さらに一部コンビニでは店頭で調理したお弁当も主力商品の１つとしているところもありこれらの調理も業務の一つです。

基本的に揚げ物は機械に入れてボタンを押すだけで、自動的に調理してくれます。

肉まんやおでんは、蒸し器の使用や簡単な調理が必要です。

お弁当も一から作るのではなくあらかじめある程度準備されているものや揚げ物とお米を入れるだけというものが多くあります。

決して難しい調理ではないので、料理をしたことがないという方でも安心してくださいね。

機材の管理

レジのバーコード用紙の交換やコピー機のインクカートリッジ交換などを行います。

コピー機などは、お客様に使い方を尋ねられることも多いので、管理しながら一通りの使い方も学んでおくことが大切です。

宅配便の受付

宅配物の重さやサイズを図り、宅配業者の定めた料金表に従って、代金を算定します。

多くのコンビニでは宅配伝票も置かれているので、用意のないお客様にはその場で記入していただきます。

記入の終えた宅配伝票に、サイズや金額をこちらで記入して受付完了となります。

商品の発注

経験を積むと、アルバイトでも商品の発注を任されることがあります。

売り上げ状況を見ながら商品の発注量を決める作業で、売れ筋商品や季節商品を把握しながら、在庫を補充して行きます。

地域の需要を読んだ上で行う難易度の高い業務ですが、その分やりがいがあります。

もし任されることとなったら一人前です！

コンビニバイトの平均時給は？

コンビニバイトの業務が分かったところで、次に知りたいのはどれくらい稼げるのかです。

コンビニバイトの時給は、全国平均で940～970円程度です。

ただし、これには地域差があります。

例えば、関東地方の平均時給が960円ほどであるのに対し、北海道では880円、東北地方では840円、関西地方では920円ほどとなっており、地域によってかなりの開きがあります。

また、同じ関東地方でも、東京都は1085円であるのに対し、もっとも安い群馬県では865円と地域差のあることが見て取れます。

コンビニバイトに応募する際は、自分の住んでいる地域の平均時給を調べた上で、応募するのがよいでしょう。

派遣にもコンビニバイトってあるの？

コンビニバイトにはアルバイトのイメージがありますが、実は派遣として働く方法もあります。

アルバイトとして働くのと、派遣社員として働くことの違いはどこにあるのでしょうか？

次はこのことについて見ていきましょう！

派遣という働きかたについて

コンビニに派遣として働く、と聞いて違和感を持つ方もおられるのではないでしょうか。

まずは派遣として働くということについて簡単に触れておきます。

派遣社員の特徴は、次の点にあります。

ここで重要なのは、雇用主が派遣会社である、ということです。

コンビニバイトの場合ですと、雇用主はコンビニのオーナーになります。

ですが、派遣社員の場合、雇用主は派遣会社であるため、給料の受け取りやシフトの希望は直接働く職場ではなく、すべて雇用主である派遣会社とやり取りします。

この点が、アルバイトと大きく違っていることです。

コンビニ派遣として働くメリットとは？

それでは、コンビニで派遣として働くのとアルバイトとして働くのでは、どういった違いが出て来るのでしょう？

業務内容はアルバイトの場合と変わりませんが、以下のような違いがあります。

アルバイトと違い、派遣社員は派遣会社に所属しています。シフトや曜日などの都合は派遣会社へ伝え、そこから自分に合った仕事を探すため、場所や時間の都合がアルバイトよりもつきやすい傾向にあります。

加えて、コンビニ派遣で働く場合、時給もアルバイトよりも数百円程度高い傾向にあります。

これには労務管理にかかるコストや店舗の出す求人広告のコストが削減できるため、等の理由があります。

アルバイトの場合だと、折り合いのつきにくいシフトの都合も、派遣社員であれば自分の都合を優先して職場を見つけ出すことが出来ます。

コンビニバイトに向いている人はこんな人！

ここまでコンビニバイト、コンビニ派遣について解説してきました。

最後にそれぞれの特徴を踏まえて、どんな人が向いているのかについてまとめます。

バイトとしてコンビニで働く人は、一つの職場で長く働きたい、という方に向いています。

長く努めることで難しい業務も任せられることが多くなり、経験を深めて将来の仕事にも役立てることが出来るでしょう。

一方、派遣として働くのは、時間やお金の都合に合わせ、自分のペースで働きたい人にとって最適と言えるでしょう。

また、様々な職場で働くこととなるため、自然と人脈も広がります。

何よりバイトにしても派遣にしても、コンビニバイトに必要なのはお客様と丁寧に誠実に接する心構えです。

未経験でもこのことさえ忘れなければ、仕事は自ずと覚えて行くでしょう。

まだバイトをしたことがない……という方は、ぜひコンビニバイトに挑戦してはいかがでしょうか？

まとめ：未経験でも大丈夫！コンビニバイトに挑戦しよう！

いかがでしたでしょうか？

バイトの王道であるコンビニバイトですが、意外と奥の深いものですよね。

ですが、決して経験者でなくては出来ないというものではありません。

業務はたくさんあるけれど、一つ一つをしっかりこなせば、社会に出て働き続ける自信が生まれてくる。

バイトの王道である所以は、まさにこの点にあるのです。

不安かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。素晴らしい始めの一歩になりますよ！