でもアルバイトってどんな感じなんだろう???
今年から高校や大学に通い始めて、そろそろアルバイトを始めてみようかと考えているそこのあなた!
今回はそんなアルバイト初心者の学生にアルバイトについてや派遣社員との違いにいて説明していきます。
ぜひ求人を探す前に目を通して自分にあった仕事探しに役立ててください!
アルバイトの定義
アルバイトとは、学生などが働く時間帯を自分で選んで働ける仕事に使われる言葉で、実は企業が勝手に使い分けている俗称に過ぎない物です。
アルバイトや契約社員、パートなど区別されて呼ばれることがありますが、これには法的根拠などは一切なくあくまでここに記載した全ての働き方をしている方が同一の労働者で労働時間や契約期間が違うだけというものになっています。
一般的には学生の場合はアルバイト、主婦などの場合はパートと呼ばれる傾向にあるように感じていますが、労働法ではアルバイトとパートは共に短時間労働者に区分されています。
なお、パートタイム労働法という法律があって1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用されている通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者をパートタイム労働者と定めています。
法律上はアルバイトもパートも正社員の1週間の所定労働時間と比較すると少ないのは同じなのでそれ以上区別する必要はないということでしょう。
先ほども言いましたが、パートもアルバイトも一労働者であり、条件を満たしてさえいれば社会保険などにも加入が可能である他と変わらない一労働者なんだということを覚えておいてくだせい。
当然アルバイトやパートであろうと有給も発生しますし、年間にある決まった有給を消化しなくてはいけない法律があり、短時間労働者もその規制の対象となっています。
アルバイトは派遣社員とはまた違うの?
じゃ派遣社員は違うの?
こう思う人ともいるのではないでしょうか?
アルバイトを探していたら
派遣バイトという文字と共に
『単発日雇い!!』
『日給2万円も可!』
と学生には魅力的な条件が書いてあって派遣について気になっているという人も少なくないのではないでしょうか?
実は派遣とアルバイトは全くの別物です。
良く派遣バイトという文字を見かけるかもしれませんが実際問題派遣バイトというものはありません。
正確にいうと、短期的であろうと雇用された企業とは別の会社に派遣されて働くのは、派遣法の規制下に入りますので、派遣社員になります。
働く本人からすると、短期の労働だし派遣されていてもアルバイトとあまり変わらないと思われるかもしれませんが、アルバイトは派遣法が適応されませんが派遣されるのであれば自分の仕事には派遣法が適用されているということに注意が必要です。
派遣バイトと聞くと派遣であってもアルバイトと思われるかもしれませんが、実際はその逆でアルバイトであっても派遣社員ということを覚えておきましょう。
因みに良く派遣バイトと書かれているものは、『登録制バイト』なんて言われることもありこの表記を見たときも注意が必要かもしれません。
なお、派遣社員とアルバイトの違いは大きく2つで
- 雇用主の違い
- 規制の受ける法律の違い
雇用主の違いは、普通のアルバイトであれば、雇用主と働く職場は同じですが、派遣の場合は雇用主と実際に働く職場は違いますし、派遣先にも指揮命令権という仕事の命令をする権利があります。
逆に派遣ではないというのであれば、働く場所は雇用主とは違くても雇用主以外に指揮命令権はありません。
それと、規制を受けている法律にも違いがあって、派遣社員の場合は派遣法の規制も受けていて、例えばアルバイトであれば日雇いをすることができますが、派遣の場合は日雇い派遣を原則禁止としていて、
- 60歳以上であること
- 昼間の学生(高校卒業以上、雇用保険の適用を受けない)であること
- 主たる業務の収入額が500万円以上で、単発で副業を希望であること
- 世帯合計年収が500万円以上であり、自身の年間収入の額がその半分未満である、主たる生計者でないこと
を満たしていれば日雇い派遣ができるようになっています。
逆を言えばこの4つのどれか1つも満たせていないと日雇い派遣はできないのです。
こういったアルバイトであればできるのに派遣だからできないという違いがあります。
なのでちょっとした違いかもしれませんが、アルバイトかは派遣かの違いで合法か違法か、大きな違いに発展してしまいますので気をつけましょう。
アルバイトと派遣ならどっちがいいの
さて、アルバイトと派遣は違うという話をしましたが、では学生にとってアルバイトと派遣のどちらがいいのかって気になりますよね。
色々なサイトなどではどちらがオススメと言い切っている場合が多いですが、実際にこの問題は状況に変わってきてしまうので、どちらとも言えないというのが本当のところです。
例えば派遣とアルバイトの平均時給は圧倒的に派遣の方が高いです。
なので派遣の方がお得という風に一般的には言われています、しかし学生が付加価値の高い仕事の経験を積むということを考えると首都圏に住んでいるのであればインターンに申し込むという手もあります。
経験や時給より通勤時間を考えて学校の近くのそこそこ時給の高い飲食店で働きたいとなれば派遣よりアルバイトとしてそのお店に直接申し込んだ方がいいでしょう。
正直アルバイトがいいか派遣がいいかはあなたの状況と今の求人案件の状況によって色々と変化してしまうのです。
なので
『どの働き方がオススメか?』
ではなく全ての働き方を視野に入れて求人を探してあっているものに申し込むという考え方の方がいいかもしれません。
その上で何か新しい発見があり、より良い求人に出会うきっかけになるかもしれません。
例えば派遣に登録すると担当者がつく場合が多いのでいい仕事を探す上でのアドバイスもくれるでしょう。
なので、派遣に登録して仕事の提案も受けつつ自分でアルバイトも探して今の自分が働きたいと思える仕事を探してみると良いのではないでしょうか?
尚、何よりも時給を大切にしたいという場合は派遣社員として働くことをオススメします。
まとめ:自分にあった仕事を探して楽しいワークライフを送ろう
いかがだったでしょうか?
これから働き始めるという人は色々な不安もあると思います。
少しでもイイ職場で働きたいと感じるかもしれませんが、アルバイトや派遣であれば数ヶ月で退職することもできるので気軽に申し込んでみるとイイのではないでしょうか?
就職となると話は変わってくるでしょうが、学生のアルバイトなら最低限のルールを守って入ればそこまで難しく考える必要はないかもしれません。
弊社でも派遣やアルバイトなど色々な求人を取り揃えていますので、是非お問い合わせいただければ全力であなたのお仕事探しをサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。