期間工などで3,000万円ぐらい貯金して警備員をしながら楽に人生を送りたいなんて意見をネットで見たけど・・・
警備員ってそんなに楽なの?

警備員は体力仕事というイメージもありますが、意外にも楽という声も聞こえてきます。

警備員は時間の融通がついて、賃金の支払いも早く、働く人の状況や目的によってはメリットがたくさんあるためです。

そのため、警備は正社員としてだけでなく、学生や高齢者、会社員の副業としても選ばれています。

ここでは、警備員の仕事をしたいと思っている人に、その仕事内容給料の実態などを徹底解説します。

警備員の仕事内容

まず、一言に警備員と言っても警備員のも色々な種類があります。

一般的に大まかに分類されるものとして2種類の警備員がいて、その違いはズバリ『何を警備するか』で分類され今回はそれに則り下記の2種類に分けて警備員仕事内容を紹介していきます。

  • 施設や道路と言った空間を警備する
  • 貴重品や特定の人物と言った物体を警備する
 警備業法ではここから更に細分化されており今回の種類分けが正式なものというわけではありません。

施設や道路で警備する

警備員の仕事は、警備業法で4つの区分に分けられています。

そのうち多くの人を対象にした警備に、第1号の空港保安・施設警備、第2号の交通誘導・雑踏警備が挙げられます。

第1号の空港保安・施設警備は、いわゆるガードマンの仕事です。

空港で旅客の身体検査や手荷物検査をしたり、遊園地や動物園、ショッピングモール、企業のビルなどで警備をします。

施設警備の場合、直接その場で警備する以外にも、人がほとんどいない深夜帯などに建物の防災センサーで火災などの異常を感知してから警備員が現場に駆け付ける、機械警備業務も含まれます。

日中は入館手続きをしたり人の誘導をするなど多少大変な場合もありますが、深夜の定期巡回と防災センターで防犯カメラのモニターだけする仕事は非常に楽で人気があります。

第2号の交通誘導・雑踏警備は、工事作業中の現場などで歩行者の安全を守るために交通整理をしたり、イベント会場などの混雑した場所で人が流れるように誘導したりします。

貴重品や特定の人物を警備する

警備する対象が特定されているものに、第3号の貴重品等運搬警備、第4号の身辺警備が挙げられます。

第3号の貴重品等運搬警備は、現金や貴金属、美術品の盗難を防ぐためのものです。

金融機関の間で現金を移送する場合や、美術館の企画展などで価値ある美術品を運搬する場合などに使われます。

第4号の身辺警備は、ボディガードと呼ばれている業務です。命や財産などを襲われるリスクの高い依頼人のそばに付いて、身体の安全を守ります。

警備員のメリットデメリットを紹介


さて前の章でどのような警備があるか説明しましたが、実際に仕事をするとなると警備員として働くメリットデメリットを知る事も重要だと思います。

この章ではそんな警備員のメリットデメリットの紹介をしていきます。

警備員のメリット

警備員で派遣やアルバイトとして働くメリットは 、第1に時間の都合がつきやすいことです。

警備員が必要とされる時間帯は、日中から深夜までさまざまです。

さらに、休日のスーパーマーケットなどの混雑する時間帯や、お祭りのように年に数回だけ増員される場合もあるので、自分の都合がいい日や時間帯だけスポット仕事として働くこともできます。

第2のメリットは、賃金形態が日払いの場合も多いことです。

働いた分だけその日に貰えると、家賃の支払いが間に合わないなど急を要する場合に、手軽に金銭を受け取ることができます。

第3のメリットは、学歴や職歴がなくても働けることです。

資格や経験などがなくても、18歳以上なら就業することができます。

そして最後に第4のメリットですが、深夜の警備員は非常に楽な場合が多いというものです。

冒頭で『多額な貯金をして警備員で楽な人生を送りたい』というお話が出てきたと思いますが、こう言った人たちはこの第4のメリットを目的に貯金をしています。

例えば施設を警備する場合、少し古めで事務所に24時間人が常駐しているマンションや24時間警備を取り入れているビルなど施設の夜間警備は定期巡回以外は基本的に防災センターか事務所で監視カメラのモニターをするだけで現場によっては稀に内職が許されている程に仕事が楽です。

緊急事態や定期的に決まっている来訪以外はいつも同じほぼ座っているだけの簡単な仕事なうえ夜勤手当も出て時給も高いためストレスなく楽な仕事をしたいという人たちには非常に人気です。

警備員のデメリット

警備員で派遣やアルバイトとして働くデメリットは、第1に危険性があることです。

工事現場や身辺警護などでは、事故や事件の可能性がつきまといます。

そのため、雇用形態に関わらず新任研修が設けられているので、警備業務をしっかり行い、自他の安全性を確保するためにも、しっかり研修を受けましょう。

第2のデメリットは、体力が必要なことです。夏の炎天下や冬の極寒の中、立ちっぱなしという場合も多いです。天候は選べないので、普段から体調管理をしておきましょう。

第3は、不規則な生活になる可能性があることです。

副業などでは他に本業でやることがあるため、睡眠時間などに影響します。

本業でない場合、無理のない範囲で仕事量を調整する必要があります。

警備員に向いている人ってどんな人?

さて、ここまで紹介してきた内容を見て

あれ?
警備員最高じゃね?

と思った人もいるでしょう。

しかし、本当にあなたに警備員が向いているか冷静に考える必要があります。

この章ではどのような人が警備員に向いているか筆者独自の考察ですが、ご紹介してみようと思います。

空港保安・施設警備は、一人で仕事をするのが苦にならない人

第1号の空港保安・施設警備は、基本的に一人で仕事をする場合が多いです。

施設警備では持ち場が決まっているため、対象となる場所を長い時間警備しなくてはなりません。

そのため、一人で長時間立ちながら黙々と警備していても、集中力が切れにくいという人に向いています。

逆に一人で長い間、じーっと座っているだけだと時間が長く感じてストレスになってしまうような人には向いていない仕事と言えます

交通誘導・雑踏警備は、ルーチン業務に飽きない人

第2号の交通誘導・雑踏警備は、交通量の多い道路やイベント会場などの屋外で、車や人の誘導をします。

一日中外で作業をすることになり、車が来たら誘導棒を振るなど、単純作業になることが多いです。

そのため、決められたルールに則って誘導作業を繰り返せるという人に向いています。

突発的な事故や災害が起こらなければ毎日が同じ作業の繰り返しです。

そう言った仕事が苦痛に感じる人には向いていない仕事でしょう。

貴重品等運搬警備は、チームで動ける人

第3号の貴重品等運搬警備は、複数人で協力して、窃盗などの危険性から現金や価値あるものを守らなくてはいけません。

そのため、警備員それぞれの判断力のほか、全員で協力して守り切る意識が必要です。

チームワークが得意で責任感がある人に向いています。

身辺警備は不測の事態に対応できる人

第4号の身辺警備は、依頼された人の安全性を守ることが任務です。

そのため、依頼人が危険な場合には、自分で素早く判断してガードしなくてはならず、人を守る技術も必要です。

また、依頼人と行動を共にするため、コミュニケーション力のある人が向いています。

警備員の給料は?


さて、ここまで読んで見て警備員の仕事に興味を持った人が最後に気になるのがお給料ではないでしょうか?

派遣の場合アルバイトや派遣なども積極的に求人が出されているので今回は派遣やアルバイトの非正規と正社員に分けて警備員お給料事情について見ていきます。

派遣やアルバイトの場合

ある求人情報サイトの2020年5月の給料情報によると、警備員の派遣社員の平均時給は約1,300円アルバイトの平均時給は約1,000円で、雇用形態によっての違いがあり派遣社員の方が300円ほど高い結果となりました。

仮に派遣社員の警備員を夜勤中心で行なった場合、平均時給は1,625円ということになり非常に高時給な仕事と言えるのではないでしょうか?

また、関東は他の地域より若干時給が高めなど地域差もありますが、60歳以上のアルバイトでも1000円を超えるなど、年齢による差は少ないようです。

賃金を上げたい場合、頑張りを認めてもらって正社員に格上げしてもらったり時給アップを交渉したりするのも手ですが、手軽さと即効性を求めるなら、規模が大きい警備会社や時給が高い警備会社に転職したりするか夜勤中心で仕事をする方法が効果的です。

正社員の場合

正社員求人情報サイトの警備員の平均年収は315万円ほどですが、一番多いのは200万円代のゾーンです。

分布でみても218~484万円と他の業種に比べて幅が狭いほうで、年齢や経験などに大きく左右されないことがわかります。

そのため、正社員の場合はだいたい300万円程が相場と言えるでしょう。

給料を上げたい場合は、警備に関連する特殊な資格を取るか、警備の責任者になることが考えられます。

特殊な資格では、機械警備業務の機械警備業務管理者や、現金輸送車の貴重品運搬警備業務検定など、これらの業務を行う事業所に必ず1人置いておく必要がある資格が、例として挙げられます。

警備員の給料はアルバイトよりも派遣が高め


警備員は、正社員では月給制や年俸制が当たり前ですが、派遣やアルバイトでは時給や日給による日払いがほとんどです。

その日にお金がもらええて時間の都合もつき、非正規の求人も多いとあって、警備員の非正規雇用を選ぶ人は多いです。

登録不要のアルバイトも気軽に働けてメリットがありますが、時給は派遣の方が高いため、賃金を重視する場合は警備員の派遣も検討してみましょう。

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