転職や引越しで見通しが甘く「お金が足りない!!!」という状況に陥ってしまう人もいるのではないでしょうか?
しかし、借金と聞くと気が引けてしまうものです。
今回はそんな方に、カードローンのメリットデメリットを解説していこうと思います。
カードローンも計画的に利用することによって、危険ではなくなりますので、是非ご判断の材料にしていただければと思います。
そもそもカードローンってなに?普通のローンとは違うの?
皆さんはカードローンと一般的なローンと言われるショッピングローンや住宅ローンの違いってご存知でしょうか?
ショッピングローンとカードローンの最大の違いは借りたお金の用途に制約が無いという事です。
ショッピングローンや住宅ローンは物を買う時にその代金を借金として借りてそのその借金を毎月返済していきます。
対してカードローンは用途は決まっていない状態でもお金を借りることのできるローンなのです。
なのでカードローンの特徴を要約すると下記の様になります
- 担保や保証人が要らない
- いつでも借りられる
ではキャッシングとの違いはどうなの?と気になりますよね。
実はキャッシングとカードローンはあまり違いがありません。
ただし一般的にクレジットカードでお金を借りることをキャッシングと呼んでおり多くの場合返済方法の違いは少ないですが下記の様な特徴の違いがあります。
- カードローンの方が新規申し込みから入金までが早い
- カードローンの方が金利が安い
- キャッシングをするクレジットカード会社にもよるがローンの方が返済方法に幅がある場合がある
単純に今すぐまとまったお金が欲しいと言う時は持っているクレジットカードでキャッシングをしても良いですが新規でカードローンを作って借りてしまった方がキャンペーンなども受けられて金利も安いのでお得で借り入れまでが早いので使いやすいと言えるのではないでしょうか?
カードローンのメリットデメリットを確認してみよう
ではそんなカードローンで実際にお金を借りたとしてどの様なことが起きるのでしょうか?
今回は新規でカードローンに申し込んだ場合のメリットデメリットを考えていきましょう。
カードローンのメリット
即日の借入れやカード発行ができる
金利が比較的低めになっている
オンライン簡潔でバレにくい
好きな時に好きな金額を借りられる
金利無料やキャッシュバックなどキャンペーンがある
即日で借りられて、キャッシングより金利が安く金利無料などのキャンペーンもやっている為、いざという時は短期で返済してしまえば金利もほぼかからずお金を借りることができます。
カードローンのデメリット
では逆にデメリットはというと下記の様な物が挙げられるでしょう。
一度発行すれいつでもすぐ借りられてしまう。
銀行のローンやショッピングローンより金利が高い
リボ払いにして積極的に返済していないとリボ地獄に陥る
なんといっても一度カードを発行してしまえばスマホのアプリなどネットから1分とかからず申し込みができて、銀行の営業時間内なら即振り込まれてしまうという事でしょう。
これはメリットでもあると同時に使いすぎてしまうというデメリットでもあります。
誘惑に負けず自制して頂きたいです。
もう1つの大きなデメリットが返済方法の初期設定がリボ方式になっている事です。
リボ払いのまま返済を続けてしまうと、金利ばかり返済して元本の返済がほとんど出来ていないいわゆるリボ地獄に落ちてしまう可能性があります。
毎月安定してたくさん返済することが出来なくてもなるべく積極的に繰り上げ返済して行く必要があります。
カードローンを使う時の注意点
カードローンの返済について先ほど少し触れましたが、基本的にデフォルトではリボ払いになっている事が多いです。
このリボ払いだけで返済していくとどういったことになるのか、架空の例を参考にご紹介していこうと思います。
Aさんはカードローンで年利15%で100万円を借りたとしましょう。
そして初期の返済額はリボ払いで月2万円の返済だとします。
1年間にかかる金利は100万円の15%なので15万円です。
15万円を12カ月で割ると12,500円になります。
月の返済が2万円でそのうち12,500円が金利の支払いに充てら有れていて残り7500円が元本の返済に当たります。
そうなると、返済回数は余裕で100回を超えて134回、支払総額は182万円です。
いかがでしょうか?
結構大変なことになりますよね。
最近は良心的なローン会社も増えているので、最低返済金額が設定されていて今回想定した数字より安く済むこともありますが、逆に良心的で無い会社でローンを組むと100万円の返済に10年以上かかり気が付けば倍近い金額を返済しなくてはならなくなっていたなんてことも起こりうるので、これからカードローンでお金を借りるという人はぜひ気を付けていただければと思います。
繰上げ返済って何?金利が安く済むってほんと?
ではそんな危険なカードローンですが、どうやってこのリスクから回避するかというと、「繰り上げ返済をする」
です。
先ほどの例えだと7500円が元本のお金でしたがそこに1万円繰り上げ返済を入れるとその一万円はすべて元本の返済に当てられます。
なので元本の返済は17500円となりその場合は返済回数58回の返済総額135万円とだいぶ安く済ますことが可能になっています。
カードローンだけでなくクレジットカードのリボ払いを使っている人はお財布に余裕のあるときに積極的に返済することをお勧めします
カードローンの審査にの申し込むときに知っておきたいこと
ここまでカードローンの危険な部分を少し強調して紹介してきましたが、それも理解した上でカードローンに申し込もうと思った方には申し込みの方法や注意点を解説しようと思います。
最近のカードローン会社は一般的にネットから申し込むことが可能になっています。
アコムやプロミスは有名ですよね?
そう言った会社のホームページから申し込みを行いましょう。
必要なものは身分証明書の写真と給与明細など収入のわかるものです。
全てデジタルデータでも大丈夫です。郵送することもできますがデジタルの方が早いのでスマホで写真を撮って申し込みフォームにアップロードしてしまいましょう。
ウェブ上で申し込みが完了すると早くて当日、遅くとも翌日にはローン会社から連絡が入りタイミングによっては電話の後直ぐ審査が完了します。
審査完了後、改めてローン会社から連絡が来ます。
その後口座にはローン申し込み時に記載した金額が振り込まれるという流れで私の場合は申し込みの翌日には着金していました。
- 当日に着金は結構難しい
- 身分証明書と給与明細が必要
- 書類はデータの方が入金が早い
まとめ
ここまでカードローンについてメリットデメリットや危険性について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
一見ローンと聞くと危険な様に思われがちですが、今支払っている金額のうち元本はいくらか知って、元本が少ないなら積極的に繰り上げ返済を利用して、元本の返済比率をあげるなどする事によりカードローンの危険性はある程度回避できるものになっています。
しかし、だからと言って自分の返済できる金額以上を無理に借りることは決してやってはいけない事ですし、可能であるならば借金はしない方がいいでしょう。
なので、カードローンは最後の手段、使ったとしても無理なく計画的に使用していただければと思います。