これからアルバイト面接に申し込もうと思っている方が最初の課題として直面する壁に履歴書の書き方というのがあります。

転職回数の少ない人にとっては履歴書を書く経験はそこまで多くなく履歴書の書き方を忘れてしまったり、自分の学歴に書く入学年月についても日頃使わないので忘れてしまってという人も多いかと思います。

今回は、アルバイトの面接で使う履歴書の書き方について徹底的に解説していこうと思います。

履歴書にはアルバイト専用のフォーマットがある

実はアルバイトの履歴書には専用のフォーマットが用意されていてコンビニなどで履歴書を見てみると「パート・アルバイト用」と書かれている履歴書を見つけることができるかと思います。

実際のところ、正社員用のフォーマットが基本なのでアルバイトで使う場合でも正社員用の履歴書を使って問題ないので、すでに正社員用の履歴書を持っている人はそちらを使って全く問題ありませんが、もしこれから購入する場合は特に学生の方はアルバイト用の履歴書を購入されるといいかもしれません。

因みに最近はExcelの履歴書テンプレートがネット上で多く配布されています。

以前と比べ、パソコンで作成した履歴書にネガティブなイメージを持つ企業は大分減りましたから、時間とお金の節約にパソコンで作成するのもいいかもしれません。

尚、弊社もパソコンで作成した履歴書で全く問題ありません。

アルバイト用履歴書の学歴や職務経歴の書き方

履歴書の学歴欄は基本的に小学校から書いていきます。

尚、小学校と中学校に関しては卒業のみで高校以降は入学と卒業、学部の移動などもあればそれも書いていきます。

中退や休学などがあればそのことについてもしっかり書いていきましょう。

後ろめたいかもしれませんが、自分の学歴としてしっかり書き記す必要があります、恐らく面接時に中退や休学について聞かれると思うので、しっかりした理由など準備しておけると良いですね。

学歴を全て書き終わったら右仕寄で「以上」とかいて締めましょう。

もし、今までにアルバイトをしてきた場合は職歴の記載も必要になってきます。

1年以上継続したアルバイトを中心に記載するとイイでしょう。

こんな感じです。

もし、自分がいつ学校に入学して卒業したのかわからなくなってしまって場合は生年月日から学校の入学年度と卒業年度を算出してくれる無料サイトなどもありますのでそういったものを使うのもいいでしょう。

例えばこういったサイトからダウンロードできます↓
https://iresume.jp/contents/yearcalc/

履歴書の志望動機はなんて書けば良いの?

履歴書の志望動機に迷う人も多いようです。

学生さんの場合、特にそこまで深い理由もなくアルバイト先を決めることが多いのではないでしょうか?

その事が不安材料になってしまい、「面接で落ちるのではないか?」と感じてしまう人もいます。

しかし、安心してください、正直雇う側も学生のアルバイトにそこまでの志望動機を求めてはいません。

正直に学費の為、生活費の為、家や学校から近いなどそのバイトを選んだ理由を書いてしまいましょう。

例えばこんな感じの志望動機でも問題ありません。

私は〇〇大学で学んでおり、大学の近くでアルバイトをしたいと考えていました。
こちらのお店は大学に近いというのもありますし、何度か利用させていただいていますが、お店の雰囲気も明るく楽しくお仕事ができるのではないかと思って応募させていただきました。
週に○日、〇〇時からの勤務が可能です。

尚、アルバイト用の履歴書は志望動機と自己PRの欄が一緒になっています。

もし以前に同じ業種でアルバイトをした事があるのなどの経験があるようであればそういった事も自己PRとして記載するのもいいでしょう。

しかし、多くの場合面接時に自分の短所や長所を聞かれることになると思います。

自己PRを書いてマイナスになる事はありませんが、あまり長すぎる自己PR(自分の性格や学校での活動)は書かなくても問題ないでしょう。

因みに、アルバイトでも中にも書類選考後、通過者のみ面接をするという採用フローをとっている会社も少数ではありますが見かける事があります。

もし、あなたが働きたい会社の選考方法に書類選考がある場合は可能な限り、自己PRもしっかり書いた方が良いです。

まとめ:シンプルな履歴書を書いて面接に望もう

ここまで履歴書の書き方について簡単に紹介してきました。

初めて履歴書を書く人にとって、どんな書き方をすればいいか、悩むかもしれませんしアルバイトの選考に影響するのではないかと変に意識してしまう事もあるかもしれません。

しかし、多くの場合は履歴書はあくまで自分の経歴を書き記している書類に過ぎないので面接の内容の方が重視される傾向にあります。

なので、履歴書の作成は可能な限りシンプルに済ませて、面接で印象が良くなるような練習や、「こんな質問があったらどうしよう?」といったような対策に力を入れることをお勧めします。

是非悔いの残らないように、アルバイトの仕事探しをしていただければと思います。