どうすればいいだろう。。。
初めてアルバイトや派遣に申し込んだ人にとって応募に対する返事が遅いことは不安の種の1つではないでしょうか?
しかし、初めての経験故、なぜ連絡が遅いのか、どの様に対処したら良いのかなど良い方法が中々思いつかないかもしれません。
この記事ではそんな求人に応募した後の事についてフローやタイミングなどお話ししていきます。
是非参考にしてみてください。
まずは担当者サイドの裏側を知ろう
連絡がこない理由や対処法などを説明する前に求人応募に関する裏側を見ておきましょう。
一般的に派遣やバイトの求人への応募方法は4つあります。
- 応募したい企業のホームページから直接申し込む
- 応募したい企業の所有している求人サイトから申し込む
- 応募したい企業が掲載している求人情報サービスから申し込む
- 電話で申し込む
それぞれ担当者への情報到達ルートが異なります。
1.応募したい企業のホームページから直接申し込む
いわゆるお問い合わせフォームから申し込むという方法です。
派遣会社であればその中に『登録に関して』というカテゴリーがあるかもしれませんが全ての派遣会社の問い合わせフォームにあるとは限りませんし、アルバイトを募集している一般企業の問い合わせフォームには求人に関するカテゴリーは無いのが普通です。
基本的に求人に関する問い合わせがない場合、問い合わせ専用の総合の窓口に行き複数ある一般的な問い合わせと同じ様に処理をされ最終的に採用担当の手元に行く事になります。
その会社の問い合わせ量にもよりますが、それなりに問い合わせの多い会社であれば採用担当者の手元にアルバイトの申し込みに関する問い合わせが届くまで1日以上かかる事もあり担当者の休みも重なればさらに1日伸びてしまいます
基本的には一般的なフローより時間がかかってしまう傾向にあります。
2.応募したい企業の所有している求人サイトから申し込む
派遣会社や求人サイトを経営している会社、自社の採用に力を入れているIT企業によく見られるのが自社の求人サイトに求人を載せたり自社採用のために求人サイトを作ってしまうという物です。
この場合自動で応募完了メールがあなたに届きリアルタイムでダイレクトに採用担当者へ応募通知が行きます。
履歴書の送付などが伴わない申し込みであれば遅くとも2営業日以内に連絡がくるのが基本です。
履歴書や職務経歴書を添付して送付する場合そのまま採用選考に入るので数日時間がかかります。
基本的に人事の採用担当者が社全体としての最低限の採用ハードルを越えているか検討して問題内容であれば応募者が配属される部署の現場責任者と管理者と応募者に関する確認をするための打ち合わせが設けられます。
通常時であれば3営業日以内、繁忙期であれば5営業日以上かかる事もありますが、10営業日かかることは稀でそれまでに一度連絡が来るものと思って良いでしょう。
3.応募したい企業が掲載している求人情報サービスから申し込む
これが最も一般的な方法です。
基本的には2と同じフローですが、応募者へのコンタクト方法に違いがあるのと求人情報サービスによっては担当者へリアルタイムでお知らせが行かないことがあります。
外部の求人情報サービスの場合担当者が求職者の情報にアクセスできるまで
↓
担当者へお知らせメールが届く
↓
求人情報サービスにログインして応募者の情報を取得する
このお知らせメールがリアルタイムに担当者へ送られれば良いのですが、ここにズレがあるとタイムングによっては担当者が応募に気がつくのが遅くなってしまいます。
それと担当者が応募者へコンタクトを取る方法にも違いがあり多くの場合その求人サービス内で返事が来ます。
なので、直接電話やメールで連絡は来ないものだと理解しておく必要があります。
4.電話で申し込む
これも古風ですが、割と一般的な方法でしょう。
基本的に電話口で必要な情報をもらって履歴書と職務経歴書を郵送する方法が一般的です。
アルバイトの場合は電話口が必ずしも人事権を持っている人とは限らず、『店長で話あるけれど採用に関しては本社が行なっている』という事もよくあるので場合によっては最も時間がかかります。
履歴書などの郵送先にもよりますが、発送から連絡まで10営業日かかる事も珍しくないでしょう。
なんで連絡が来ないの?
さて上記で説明した応募から担当者にあなたの情報が届くまでのフローを念頭に置いて担当者から連絡が来ない理由を考えてみましょう。
1.応募したい企業のホームページから直接申し込む場合に連絡が遅い理由
この場合連絡が遅れる理由としては
- 他の申し込みに埋もれて時間がかかっている
- 部署間の連携がうまくいっていない
- 選考、面接日の調整に時間がかかっている
のいずれかですが、問い合わせフォームから問い合わせている場合窓口の人が開封している時点で採用窓口へ引き継ぐ旨の連絡が入ることが多いので申し込みが埋もれているか連携がうまくいっていない可能性が非常に高いです。
再度申し込みフォームから確認の連絡を入れるか別の採用窓口を探し申し込みフォームから申し込みをした事を添えて再度応募してみましょう。
この際外部の求人サービスを使ってしまうと申し込みさきの企業に手数料が発生してします。
せっかく一度ホームページから申し込みをしているのに外部サービスに料金が発生する形でサイドの問い合わせをするのはよろしくないので申し込み先企業へ直接申し込むか問い合わせるように気をつけましょう。
2.応募したい企業の所有している求人サイトから申し込む場合に連絡が遅い理由
直接正規のルートでの申し込みになるので、まず間違いなく担当者に応募した事実が届いているものと考えていいのですが、その上で連絡が遅れる理由は下記の2つでしょう
- システム的ななんらかの不具合によりうまく応募ができなかった
- 担当者が通知メールを開封していない
- 選考、面接日の調整に時間がかかっている
しかし、担当者がメールを開封していないというのはなかなか考えられないので『不具合によりうまく応募ができていない』か『選考や日程調整に時間がかかっている』を考えるべきです。
そのうち最も多い理由が『選考や日程調整に時間がかかっている』であることからまずは5営業日ほど待ってみましょう。
それでも何かしらの連絡がない場合何かしらトラブルが発生している可能性もあります。
個人情報も送っていると思うので6営業日以降に進捗の確認メールをする事をお勧めします。
尚次に説明する3番も同様ですが、派遣会社の場合即日連絡が来ることが一般的です。
2営業日たっても連絡がない場合はこちらから連絡しても良いと思います。
3.応募したい企業が掲載している求人情報サービスから申し込む場合に連絡が遅い理由
外部の求人情報サービスから申し込みをした場合に連絡が遅れている場合の理由は下記のようなことが考えられます。
- 担当者応募した事実を認識していない
- 選考・日程調整に時間がかかっている
- 返事があったが応募者が気づいていない
まずは返事があったかもしれないので求人情報サービスのマイページを確認してみましょう。
求人情報サービスから求人に申し込みをした場合、例えばA社の求人に申し込みをしていたとしてもA社から直接コンタクトがあるわけではなくその求人情報サイトを経由して何かしらの連絡がきます。
求人情報サイトの通知機能を切っていたりメールアドレス的に違うと思って開封していない場合企業からの返事に気がつかないこともあるでしょう。
もし求人情報サービスのマイページを確認しても連絡が入っていなかった場合は応募先の企業で止まっています。
担当者が求人情報サービスの確認を怠っているとは考えにくいのでこの場合も5営業日ほど待ってみましょう。
それでも連絡がない場合は担当者が応募した事実を認識していない可能性もあるので求人情報サービス上で応募先企業へ問い合わせのメッセージを送って確認してみましょう。
A社の通常の問い合わせ窓口へ直接問い合わせてしまうと申し込みをした求人情報サービスを担当している人以外の人に問い合わせが入ってしまう事もあり行き違いになってしまう可能性があります。
必ず使っている求人情報サービスを使って申し込みをした企業に問い合わせをしましょう。
稀に求人情報サービス自体に問い合わせをしてしまう人もいるようですが、選考状況は申し込みを企業しかわかりませんので問い合わせ先には注意しましょう。
4.電話で申し込む場合に連絡が遅い理由
電話で申し込みをする旨を伝えて履歴書等の資料を送っても連絡が帰ってこない場合に考えられる理由は
- 電話で聞いた情報が間違っていた
- 選考・日程調整に時間がかかっている
- 郵送途中にトラブルがあった
の3つでしょう。
まず大前提の対策として履歴書などを郵送で送る場合は書留で送りましょう。
なので、郵送状況を確認して応募先企業の指定された場所へ書類が届いているか確かめます。
仮に間違った場所に送ってしまっていた場合は応募先企業へ連絡して改めて送り直す必要があります。
もししっかりと届いていた場合送った先の部署に電話して確認してみましょう。
返答がなくても焦らず落ち着いて
アルバイトの場合面接に落ちた時は連絡がないというのはよくありますが、資料を送ったり申し込みをした時点で一切連絡がないということ個人情報を扱っているなどの理由からあまり考えられません。
単純に選考に時間がかかっていたり上記で説明した手違いやトラブルが発生している可能性があります。
そんな時は遠慮せず問い合わせてしまいましょう。
ただ余り急かしては印象も悪くなるでしょうから5営業日は待ってから連絡することをお勧めします。