営業マンはインセンティブが多くて努力次第で稼げるというイメージから憧れる人も多いのではないでしょうか?
事実派遣業界でも営業の時給単価は高い場合が多く、派遣求人の時給の全国平均は1500円ほどと言われていますが、営業の場合は平均が1700円ほどと、やや高めと言えるでしょう。
更に、派遣業界ではエンジニアなどに時給3000円以上の案件が多く存在する為、こういった専門職が平均値を押し上げている関係で平均値を超えている案件というのは非常に有利と言えるのです。
今回はそんな営業マンの仕事内容についてご紹介します。
そもそも営業職とはどんな仕事なの?
営業の仕事内容を簡単に言い表すと
『自社のサービスや製品で、顧客の抱える問題を解決する仕事』です。
とはいっても、いろいろな方法を用いていろいろな顧客にアプローチする関係で一口に営業といってもいろいろな業務があり仕事の内容も変わってしまいます。
例えば
- 既存営業
- 新規開拓営業
更に、何を使って営業するかというのもあります。
例えば下記の様なもの
- 訪問営業
- 電話営業
- メール営業
更に最近はSNSを使って営業したり、メールでアポイントメントをとってサービスの説明もビデオ電話で済ませてしまうなんて方法もあり、営業方法も日々進化しています。
今回は既存営業と新規開拓営業について少し詳しく説明してみようと思います。
既存営業とは
既存営業はルート営業とも呼ばれる既に取引のある既存顧客に対して行う営業行為のことを言います。
主な仕事は、提供しているサービスを使って、顧客の課題を更に解決したり、追加オプションを使うことで顧客の課題解決力が更に上がるということを提案することです。
場合によっては既存製品とは全く別の製品を用いて顧客の抱える課題を解決してあげることもできます。
新規開拓営業
これは言葉通り新規の顧客を開拓する営業です。
おそらく多くの人が思い浮かべる営業マンの仕事がこの新規開拓営業だと思います。
新規開拓営業は、面識のない企業に行う営業なので非常に難易度の高い仕事です。
しかし、難易度が高い故に、もっとも企業に対する貢献度が高く売り上げにも直結するので非常に面白い仕事とも言えるでしょう。
営業という仕事の面白さや面白み
では次に営業という仕事の面白みややりがいについてお話ししていきます。
一般的に営業と聞くと、
「クライアントの利益は二の次で取り敢えず売る」
という様な印象を持っている人も多いのではないでしょうか?
自社の製品が劣っていても、クライアントの課題解決に役立たなかったとしても、パフォーマンスが低くても、
取り敢えず売ってくる。
これは、保険や不動産のしつこい個人営業などのイメージからきている様に私は感じていますが、実際の所そういった会社や営業マンはどちらかと言えば少数派です。
成績のいい営業マンの多くが物を売るのではなく
「課題の解決方法を自社の製品を使って提案して実際に解決してあげる」
という仕事をして、この事にやりがいと達成感を感じつつ、それと同時に自社への貢献にも達成感を感じているのだと思います。
個人的に思う営業職のやりがいは大きく2つあると思っています。
それが
- 社会貢献性の高さ
- 正当な見返り
です。
社会貢献性の高さ
自社の製品で解決できる課題を抱えている会社を探し、アポを取りその会社の課題を洗い出し、その解決方法を提案して実際にその課題を解決してクライアントの生産性や利益を増やしてあげる。
これは非常に社会貢献性の高い仕事と言えるでしょう。
自社の利益だけでなくクライアントの利益も上げるというのは大きく経済社会の発展に貢献する行いだと思います。
正当な見返り
営業マンの成績は会社の売り上げに直接影響を及ぼします。
なので、多くの会社で営業マンにはインセンティブ(歩合)が支払われているのです。
日本社会は未だ年功序列が根強く残っていて、成果主義を唄いつつも完全には移行できていないのが現実です。
しかし営業マンだけは自分の成績がお給料と評価に見返りとして帰ってきます。
営業マンの売り上げが上がれば上がるほど会社の売り上げが上がるわけですし、何より数字で判断がしやすいので当然と言えば当然ですよね。
そして、お給料と評価はモチベーションにも直結します。
世の中お金が全てとは言いませんが、お給料は多い方が嬉しいものです。
自分の頑張りに比例してお給料が増えて自分のライフステージが上がっていくことを実感できるというのは非常に嬉しいことですよね。
営業に向いている人はどんな人?
やりがいもあり、お給料も貰える。
ではそんな営業職に向いている人はどういった人なのでしょうか?
一般的に営業に向いていると言われるのは下記の様な人です。
- 印象がいい人
- スケジュール管理のできる人
- 説明が分かりやすい人
- 相手の立場に立って考えられる人
- コミュニケーションを取るのが好きな人
少しだけ詳しく解説していきましょう。
印象がいい人
最近流行りのテレビ電話の営業も昔ながらの足を使う営業も営業は対人の仕事です。
人が相手であるならば、身なりや仕草、言葉遣いなど印象は大きく影響してくる要素と言えます。
清潔感の無い身なりに馴れ馴れしい言葉遣いをして偉そうに足を組んでいる営業マンから物を買いたいと思う人はあまり居ないでしょう。
スケジュール管理のできる人
営業マンは多くの人とアポを取ります。
優秀な成績を出している営業マンの中には1日何十件も電話やメールでアポを取りクライアントに製品の説明やプレゼンをする必要があります。
スケジュールの管理でミスをして、打ち合わせをバッティングさせてはせっかく時間を取ってくれたクライアントの時間を無駄に奪うことになってしまい、それはリソースの損失に他なりません。
損失を被ってくる人と仕事をしたいと思う人は、まず居ません。
説明が分かりやすい人
いかに自社の製品が凄くても、その凄さを適切に伝えることができなければその製品を購入したいとは思ってくれません。
10万円の製品を買うことで100万円利益が増える所を10万円しか利益が増えない様に勘違いされてしまうとその製品を買う必要が無くなってしまい、商談が白紙になる事もありえます。
その製品のメリットデメリットを適切に相手に伝える必要があります。
相手の立場に立って考えられる人
今クライアントがどういった課題を感じて居て、それをどの様にしたいと思っているのか、今相手が欲しいと思っているものは何なのか、相手の立場になって相手が欲しいと思っている物を提供するには相手の立場に立って考えられないといけません。
必要の無いものを紹介されても買ってくれるはずがないのですから。
コミュニケーションを取るのが好きな人
営業は基本的に人とコミュニケーションを取ることから逃げることができません。
コミュニケーションを取ることが苦手な人はそもそも営業という仕事自体に向いて居ないでしょうし、逆にコミュニケーションを取ることが好きで得意な人は営業職に向いていると言えると思います。
営業マンって未経験からでもなれるの?
もしここまで読んでみて、自分に営業マンの適性がありそうで、営業という仕事に興味が出てきたと感じたのなら次に気になるのは、
果たして未経験の自分が営業マンになる事ができるのかな?
ということではないでしょうか?
ご安心してください。
実は営業職は比較的、未経験の転職もしやすい仕事だと言われて居ます。
理由は主に2つです。
- 適性さえあれば特殊なスキルや資格はいらない
- 求人数が多い
例えばエンジニアであればプログラミングスキルが必要ですし、英語の翻訳であれば英語と日本語両方の語学力が高くなくてはいけません。
会計士や医者であれば国家資格が必要です。
しかし、営業にはそういった特殊スキルや資格が必要がなく、営業スキルも経験を積むことで身に付けることができるものになっています。
そして、物を売るというのは商業の基本でここには営業マンが必要になります。
殆どの企業で営業マンは必要になってくるので必然的に求人数も多くなってライバルも少なく求人が多いので人手不足にもなりやすい職業になっていて需要の少ない仕事に比べて就職しやすいと言われています。
なので、営業職は未経験であっても転職のハードルは低いと言われています。
まとめ:今の仕事にやりがいを感じないのなら営業にキャリアチェンジも有り
ここまで営業の仕事について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
少しは営業という仕事に興味を持っていただけましたでしょうか?
もし今の仕事にやりがいを感じていなかったら営業職に転職するのも有りだと思いますし、今の仕事に関係なく未経験でも営業の仕事をやってみたいと思った方も是非本格的にキャリアチェンジする事を考えてみてはいかがでしょうか?
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