~ストレッチではないけれども~

今回は職場でもできるちょっとした気分転換の方法を一つご紹介します。

でも実は少しだけ面倒です。道具が必要なのです。

【必要なもの】

・ペットボトル

・お湯

です。

ペットボトルは350mlの市販されているものでいいので飲み終わったものを使いますから簡単に手に入りますね。

あとはそこに60度くらいのお湯を入れるので、給湯のあるオフィスなどでないと職場ではちょっと無理です。

ご自宅なら問題なく用意できるので、職場で無理な人はご自宅でお試しください。

さてペットボトルに60度くらいお湯を入れてどうするかというと首の後ろに当てます。

実はそれだけなのですがそれが心身に素晴らしい効果を発揮すると言われています。

実はこれ、鍼灸の世界で時々紹介されているのですが首の筋をほぐすのに有効だとか。

ところがそれとは別のある医師の方の紹介では「間脳療法」と名付けられています。

首の後ろには、首の筋肉の他にも脳幹部の神経が集中しており、頭蓋骨あたりの後ろには間脳があります。

間脳は内臓への自律神経に命令を出すところであり、また大脳とからだ中の神経網をつなぐ重要な脳機能でもあります。

お湯で自律神経も整えられ、脳の様々なストレスも解消

さて難しい話はさておき、要するにそんな大事なところを60度くらいのお湯で温めると、自律神経も整えられ、脳の様々なストレスも解消するか緩められるのでとても気持ちがよくなるという話です。

仕組みとしてはなんとなく納得できるのですがやってみるとどうなるのか?

筆者はさっそく試してみましたが以下筆者の個人の体験です。(あくまで筆者個人の感想です)

首と頭の下の方にあてて10分ほどでお湯がぬるくなるので、ペットボトルをあてておくのは10分ほどが適当かと思います。

さて、首の後ろが温まると全身がポカポカしてきます。

それは不思議な感覚ですが確かに体中が暖かくなりました。

そしてなんだか肩こりがなくなったかのような、頭の重いのもなくなったような気がしてきました。

この感覚は間脳療法として紹介されている通りのものでしたので、個人的にはこれはいける、肩こり対策とストレス対策に良い、などと満足した次第です。

首の筋肉をほぐすという即物的効果は間違いないし、副作用はありませんから、あとは脳幹部の神経も癒すというのが体感出来たら職場でも気軽にできるし、ご自宅でもテレビを見ながらやるのも最適です。

これから肌寒くなる季節に入ります。試しにペットボトルを首の後ろにあててみてはいかがでしょうか。明日の仕事のための元気が回復するかもしれません。