派遣労働には、登録型と常用型があります。それぞれに特徴と違いがあるので、派遣で働きたいと考えている人は把握しておく必要があります。

今回は、登録型と常用型という2つの派遣型労働に関して紹介します。

登録型派遣とは

「人材派遣会社へ登録して就業場所を紹介してもらう」のが登録型派遣です。

この登録型派遣で就業場所を紹介してもらった場合、就業期間は派遣先企業が派遣会社と契約した期間になります。

登録型派遣の特徴

登録型派遣では、自分のライフスタイルに合わせた就業時間や期間が選べます。例えば、週に3回、就業時間は15時までなど、派遣先企業が必要とする時間帯の中で働く時間帯を選べるうえにフルタイムで働くことも可能です。

給与は時給によって計算されるため、扶養範囲内で働きたいといった主婦(主夫)の方や学生の方でも安心して登録できます。

最近では、正規雇用よりこの登録型派遣による人材募集が増えてきています。

登録型派遣の場合、自身の能力をうまくアピールすることで、派遣先企業に直接パートで雇用してもらえたり、正規社員として雇用してもらえたりすることもあり、それもやりがいのひとつといえるでしょう。

そのため、派遣先企業で長く働きたい、繋がりを作りたいと考えている方にとっては、きっかけ作りとしてその企業へ派遣社員として入るというのも一つの手段です。

ですが、ここで注意が必要になるのが、登録型派遣の多くが期間限定ということです。

登録型派遣での就業を考えている人は、契約期間も頭に置いておき、期間が近づくタイミングで、次の就業先を見つけるアクションを心がけましょう。また就業中の派遣会社へ次のお仕事の希望を伝えるのも良いでしょう。

登録型派遣は派遣会社への登録と面談が必要

登録型派遣は、派遣会社のサイトにおいて事前登録することも可能です。多くの場合は、最寄りの派遣会社の事務所へ簡単な面談に行くことが多いですが、事前に登録しておくと当日の登録がスムーズに簡素に済みます。

常用型派遣とは

常用型派遣は、登録型派遣とは全く違い、人材派遣会社に登録するのではなく、

派遣会社の社員として企業で就業するというかたちです。

そのため、あるひとつの派遣先との契約期間が満了となった場合でも、次の企業に派遣会社の社員として派遣されます。

「派遣会社の社員として派遣先企業で就業する」といってもなかなかイメージしづらいかもしれせんが、常用型派遣は、派遣会社の優秀な人材が一定期間、派遣先企業へ出向するという仕組みです。

常用型派遣になるためにはある程度のスキルが必要

派遣会社の優秀な社員として、派遣先企業で就業する常用型派遣の場合、企業で十分な成果をだすためにも専門知識やスキルが求められます。

そのため、資格や免許を取得したり、専門分野のプロフェッショナルや、派遣先企業の求める経験などを持っていることが強みとなります。

もちろん、企業によって、求める派遣社員に求めるニーズは異なります。まず、企業の求めるニーズにしっかりとマッチしていなくてはなりません。

派遣で働くには適応力と責任感が必要

派遣は、仕事の案件が出れば派遣会社から案内の電話やお知らせメールが届いたり、サイト上に募集が出ているのを確認して仕事に応募できるなど、自分のライスタイルに合わせて、働く時間帯や日にちに仕事をして、収入を得ることが出来ます。

フレキシブルに働けるため、プライベートが充実する一方、派遣先が変わったときに備えて、仕事を早く覚えるだけでなく、さまざまな仕事への対応力というのも必要です。 また、期間限定で働いたり、さまざまな企業で働いてみたい方は登録型派遣を、特殊な技術や特別な専門知識を持っている方は常用型派遣として求人を探してみると自分に合った求人に巡り合えるかもしれませんね。

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