オフィスワーク対応の首・肩・腰のストレッチや、立ち仕事対応の足首・膝・ふくらはぎのストレッチですが、簡単にできるとは言っても実はひとつだけ難点がありました。
それは人に見られたら「あっ、ストレッチしてる!」と簡単にわかってしまうことです。
別に職場の同僚にばれても問題はないでしょうが、中には接客などでいつもお客様の目を気にしてないといけない仕事もあります。
店頭や受付の人が目の前で両手を広げて肩を回していたらちょっと驚きますよね。

そこで今回はいつでもできるストレッチとして手のひらストレッチのご紹介です。
販売などの仕事の方に向いてると思います。
こちらも奥が深い世界なので、職場ではあくまで気分転換程度にとどめておいてください。徹底的に極めたいときは然るべき方の指導のもとでお願いします。

手のひらって実は足裏と同じでツボだらけです

こんな風に体内の器官の反射区が手のひら中にあるわけです。だからこそ手のひらマッサージも効果があるわけです。
でもちょっとこの図だととても複雑だからどこをどうしていいかわからなくなりますので簡略版です。

簡略版

さて、仕事の合間に一番おすすめなのは親指です。
それも爪のまわりです。
ここは頭のツボです。厳密にいうと手の平から見て外側は鼻、内側が側頭、真ん中が頭です。ここら辺を反対の手の親指と人差し指でぎゅっと挟み込んでみましょう。爪の両側からと爪の表裏からと、それぞれの周辺にやってみます。
意外と強い刺激になったのではないかと思います。

それと上図のひざ・ひじの部分です。
親指で手首あたりから指方向に向かってぎゅうっと押さえつけながら登っていきます。
10回もやると気持ちがよくなって気分転換になると思います。

最後に肩のつぼです。
中指と薬指の根本のあたりを指方向に向かってぎゅっとおさえていきます。これは5回もやるとさっぱりした気がしてきます。(個人差あります)

以上、三種類の手のひらマッサージをご紹介しました

手のひらを自分でじっくり触ってみる機会は普通はないので結構効きます。実は強めに親指の腹で押し上げてみると手のひらってどこを押しても気持ちがいいですよ。
ただ、ここは肩のつぼだからとか、ここは頭のつぼだからとか思いながらやると効果がアップするのであえて3か所に絞ってご紹介しました。

興味を持たれた方はツボごとに押してみてください。
また仕事に集中できるちょっとした気分転換にはなると思っています。