皆さんはフレンチとイタリアンどちらがお好きですか?

どちらもそれぞれおいしく両方好きと答える人も多いと思います。

高級なイメージ、お洒落でデートに最適、美味しさ抜群、マナーが難しそう、など人それぞれイメージや印象をお持ちだと思います。

今日はそんなフランス料理とイタリア料理の、それも調理のお仕事についてご紹介していきます。

調理補助という仕事

シェフとしての採用ではなくて調理補助を対象に書いてみました。

そうはいっても敷居が高そうに感じるかもしれません。

どの業界でもそうですが、最初はみんな初心者です。

やっているうちに経験を積んで徐々に任せてもらえるようになっていきます。

特に調理関係の仕事に興味のある方の参考にしていただければと思います。

レストランでの調理経験のない方が調理の仕事をするとなると「調理補助」ということになるでしょう。

特に最初は「野菜を洗う・カットする」「付け合せの盛付け」など、仕込みや盛付けからになります。

決して簡単ではありませんが、本当に経験ゼロでも基本的な野菜の切り方から学べたりする職場もありますから、まずやる気が一番です。

少し料理の心得があってそれを極めて行きたいのであればチャンスは多いです。

実際の求人のうたい文句には、「料理が好きならOK」や「包丁やフライパンが使える方なら大丈夫です」というのも多いですよ。

また飲食店で2年間の実務経験があれば調理師試験の受験資格が得られますのでキャリアアップも可能です。

詳しくは下記URL↓

http://chorishi.jp/hint/column/27/

求人内容としては、キッチン内全般の補助としてのものがほとんどと言っていいでしょう。

つまり、仕込みや盛り付けからフライパンを使った調理までですね。

というのも、レストランでの料理作りは分業体制になっているところが多いです。

下ごしらえ担当、盛り付け担当、メイン担当、デザート担当などに分かれていきます。

そして開店前は各担当者が仕込みを行い、開店後は注文が来たら各担当者が料理し、盛り付けます。

お客様の要望を聞いてシェフがお勧めの料理を出すこともあり、お客様の料理を総合的にプロデュースできる能力も問われる仕事です。

ワインが大事なフランス料理とイタリア料理

またフランス料理もイタリア料理もワインが大事です。

ワインの存在感はとても大きく、料理に合うワインを提供することも重要です。

ソムリエとまではいかなくともワインの勉強もあわせて必要になってきます。

概ね以上のような全体のイメージの中で作業をしていくわけです。いかがでしょうか。フランス料理とイタリア料理の調理の仕事、チャレンジしてみませんか。

フレンチとイタリアンの違いとは

次にフレンチとイタリアンの違いについて簡単に述べてみます。

もちろんフランスとイタリアの違いなのですが具体的にはどんなことがあるのか?

ちなみに、ヨーロッパは国が違っても文化は同根のようなものだから何かと似ています。

フランス料理も、もともとはイタリア料理から分かれて出来上がった歴史があります。

現在では際立った違いとして(もちろん一般的傾向で、全てがそうではありません)

1.イタリア料理ではオリーブオイルがよく使われ、フランス料理ではバターが使われる。

2.フレンチでは炭水化物としてパンが出るが、イタリアンではパスタ。

3.イタリアンは地方色豊かな郷土料理,フレンチは郷土料理もあるが洗練された宮廷料理。

4.イタリアンは素材を生かす、フレンチはソースで勝負

5.イタリアンはスープを飲むとき、手前から奥にスプーンを運ばせるが、フレンチではその逆。

ところで、フレンチやイタリアンのテーブルマナーについてですが、それぞれ一冊の本になるくらいたくさんあります。

しかし必ず知っておくべきものは10くらいでしょうか。

その辺を頭にいれたらあとは現場でマスターできますので心配はいりません。

フランス料理のマナー例

・前腕はテーブルの上に出して、姿勢を正す

・食べ物をナイフで寄せない

・席を外さない

・フォークは決して皿の縁にかけて置かないこと

・食後にナプキンを折り畳まない

・ワインを注ぐのは男性の役目

・料理を自分の皿に取るときは分量を控えめに

フレンチやイタリアンの調理の仕事、ご関心があればぜひチャレンジしてみてください。

敷居が高く感じるかもしれませんが、両方とも意外と仕事として楽しそうでもあり、キャリアアップにもなっていきます。

求人情報サイトや派遣会社で情報を取ってみてください。

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