派遣社員という働き方はすっかり当たり前のものになりました。「派遣」という言葉が物珍しかった時代もありましたが、ライフスタイルに合わせた働き方などをみんなが模索していく中、一つの仕事の在り方として今やなくてならないものに「成長」したのだと思います。

さてそんな派遣社員という働き方。実際どんな風な手順を踏んで仕事が決まっていくのか、簡単にご紹介したいと思います。

正社員をはじめとして直接の採用であれば「応募して面接する」だけです。

派遣社員の場合はどのような流れになるのか?

それがわからないために、本当は派遣社員として働くのが向いている人まで直接雇用で働いて、何かと無理をしていることも考えられます。

では概略を見ていきましょう。

 

最初のステップ 登録する派遣会社を決めることです。

たとえば都会の一般的な事務派遣では派遣会社を見極め、数社掛け持ちで登録し、条件にあったお仕事が来たところでお仕事開始というパターンが多いです。

地方や特殊なお仕事の場合では求人情報からお仕事を探し、たまたま希望するお仕事が派遣だったのでそこに登録した、というパターンが多いです。

 

2番目のステップ登録の手続きです。

ここでは派遣会社の営業担当者との双方向のやり取りがあります。自分の希望の勤務時間、希望の収入などいろんな要望を伝えるとともにこれまで経験されたお仕事を事細かにお伝えいただくと、紹介の幅が広がります。

この時、直接採用の面接とは違い、橋渡しの立場である派遣会社の営業担当の方には安心していろんな相談ができます。

 

3番目のステップ 仕事の紹介となります。

希望に合った仕事、その人に向いている仕事が、派遣会社から連絡してもらえます。内容を知ってもらった上で選んでくれるので、紹介される仕事はその人にとって魅力あるものになっています。

また自分で、派遣会社のもつデータから会社を探して問い合わせすることもできます。

 

4番目のステップ 希望する仕事が見つかったら準備です。

準備とはその仕事について派遣会社によく内容を確認することです。こういうことも直接採用にはありません。

また、書面上の内容確認と共に、営業担当の方には希望する仕事先の職場環境などについても尋ねてみてはいかがでしょうか。場合によっては職場見学などの機会を作ってくれることもあります。

 

5番目のステップ 仕事が決まったあとのことです。

雇用契約を結びます。ここでも営業担当の方にいろいろ確認しながら内容を理解して進めることができます。

 

6番目のステップ 就業後です。

派遣会社は就業後もいろんな相談に乗ることでサポートしていきます。勤務に関する悩みやお困りごとなどもバックアップします。

 

以上、6つのステップに分けて駆け足で見てきました。

 

自分にあった仕事を見つけるために派遣会社に相談してみてはいかがでしょうか

それぞれのステップで、派遣会社とは企業と働く人の架け橋になっていることに気づきます。

自分のライフスタイルは派遣向きかもしれない・・・

 

橋渡し的存在からサポートを受けながら仕事を決めるほうが安心できる・・・

そんな方はぜひ、派遣会社に相談してみてはいかがでしょうか。