仕事中に頭痛に襲われた人は多いと思います。
特に梅雨時は症状が出やすい時期でもあります。
頭は体の中でとても重要な部位ですから、なかなか治らないときは医師等の専門家への相談や治療が必要であることは言うまでもないことですが、ここでは頭痛を減らすためのちょっとした工夫をご紹介します。
持病や体内の不具合などでの重症は除く、ちょっとした痛みの場合に限っての話です。
一般的な頭痛の原因
一般的な頭痛の原因を5つに分けてみました。
対策にはもちろん薬の服用もありますが、ここではそれ以外の自分でできることを書いてみました。
①風邪・生理痛・二日酔いから
これは原因がはっきりしているのでここでは特に触れません。
②睡眠不足などから
睡眠不足の場合頭痛がよく起こりますね。これはもう寝るしかありません。
また単純な睡眠不足の他に、なかなか寝付けない、夜何度も目が覚めるなど、眠りが浅いことでも頭痛になります。
このあたりとても難しいのですが、たとえば眠りが向こうからやって来るのをイメージするのがいいとも言われています。
案外羊が一匹と数えるのは理にかなっているようです。
さらに起床時に頭痛を起こす人は、ひどいイビキや睡眠時無呼吸症候群が原因の場合がありますから、医師の診察を受けることをおすすめします。
睡眠時、酸素が正常に脳に行き届かないため起こる頭痛です。
③意外と知られていませんが気候の変化から
気温や気圧、湿度が大きく変化する時に自律神経や血流が大きく影響を受けます。
その結果首や肩が凝ったりもすることから頭痛となります。
事例としては台風が発生すると気圧が大きく変化しますので、大型台風が沖縄あたりにあるだけで頭痛が起きたりもします。
これを知らないと原因不明の頭痛が台風の発生のたびに起こるので、自分は頭痛持ちだと勘違いすることもあります。
また、季節の変わり目に突然寒くなったり、暑くなったり、また梅雨時に突然湿気が多くなったり気圧が変化したりと、そういう時に頭痛が起きやすく肩こりなどもひどくなったりします。
これにはストレッチをするとか、歩く、走るなど運動が有効です。またマッサージを受けたり、お風呂にゆったりとつかるなど血行を良くすると効果があります。
④ストレスから
ストレスにより収縮した血管が、その後元に戻ろうと拡張する時、片頭痛が起こります。
また、ストレスで筋肉が硬くなり血行不良が起こることが緊張性頭痛です。
この時は肩こりや 首の凝りなども起こりそれを原因としての頭痛もあります。
保冷枕で目や頭を冷やすと楽になります。
⑤眼精疲労から
目の疲れを原因とするものです。眼鏡をかけている人は特に眼鏡が合わないときに極度の眼精疲労になり頭痛につながります。
職場では難しいでしょうが温かいタオルで目を覆うと楽になります。冷やすより温めて方が 目の場合は有効です。
ぜひ頭痛対策を
またどのパターンでも頭痛は頭を冷やすと痛みが和らぐ場合も多いです。相当痛みがひどい時などは、保冷枕や氷枕で額や後頭部を同時に冷やすと瞬間的に痛みが楽に感じられます。
以上、この中に当てはまりそうであればぜひ対策をやってみてください。
場合によってはすぐ効果があるでしょう。
もちろんガンガン痛いときは薬を飲んだり、病院に行くのがベストだと思います。
あくまで自分で手当てをする範囲の話です。
頭痛が治まらないけど病院にいくほどではない、そんなときは無理をして仕事を続けてしまうものです。
普段からのちょっとした工夫や原因を意識することも対策になりますので、ぜひ体調管理は万全にして、じめじめした梅雨時を乗り切りましょう。