今日は会社に行きたくないなぁ
職場で苦しい思いをした時、多くの人がもう行きたくないと思います。
そして、そのまま無断で休んでしまうと次の日も行き難くなってしまいます。
無断欠勤はバックれのきっかけになります。
もうあの職場には行きたくないと感じたときに、安易にバックれてしまうと派遣先にも派遣元企業にも迷惑をかけるだけではなく、その後の求職にも悪影響になります。
この記事ではバックれることのデメリットとバックれずに済む方法をご紹介します。
なぜ仕事をバックレるのか冷静に考えてみよう
職場で嫌な思いをすると多くの人が、翌日出勤するのが嫌になってしまうものではないでしょうか?
時には体調不良を理由に休んでしまうこともあります。
こんな時に最もしてはいけないことが無断で休むことです。
職場ではあなたが出勤するものとして業務の体制を作っています。
たとえ当日の朝にでも連絡が入れば何らかの対処ができます。
ところが無断で休まれると対処が遅れて多かれ少なかれ混乱が起きます。
職場の上司や同僚など、関係者に迷惑をかけてしまうのです。
それが分かっているので、次の日の出勤もつらくなってしまいます。
そうこうしているうちにほったらかしのまま退職扱いになってしまう、これがバックれです。
職場で嫌な目にあったとき、明日行くのが嫌になった時には、まずは落ち着いて考えてみてください。
何が嫌だったのか?嫌なことの種類によってさまざまな対処の方法があります。
セクハラやパワハラを受けた場合には労基へ相談する方法もあります。
仕事内容が聞いている内容と違う場合には派遣会社の担当者に相談すれば対処してくれます。
派遣社員は派遣先では多少孤独感を味わうこともあるかもしれません。
しかし、決して一人ぼっちではありません。
「ああ、もう嫌だ。」と感じたらまずは派遣会社の担当者に相談してみましょう。
派遣元企業はその道のプロです。
もし派遣先に不信感をもった時には、真っ先に担当者に報告、相談しておくとあまり大きなトラブルになる前に何らかの対処方法を考えることができます。
仕事内容などに関しても元の契約が守られない様であれば派遣会社から、その旨申し入れてくれます。
基本的に派遣社員と契約しているのは派遣元企業、派遣先と契約しているのも派遣元企業です。
派遣先と派遣社員が直接何らかの折衝をすると派遣元企業が知らないうちに契約外の出来事が起こりかねません。
こうなると派遣元企業としても動きが取りにくくなります。
日ごろから派遣元企業の担当者とのコミュニケーションを密にすることが派遣先でのトラブル防止につながります。
バックレる事のデメリットを考えてみよう
バックれたくなった時にはバックれることのデメリットを考えてみましょう。
バックれた際のデメリットは大きく2つの物があると言えます。
- 金銭的デメリット
- 信用的デメリット
この2つです。
例えば、お給料についてです。
仕事をばっくれてしまった場合、一般的な派遣会社であれば働いた日までのお給料は支給してくれますが、それ以降の日数のお給料は働いていないので当然支給されません。
派遣元の担当者と話し合って計画的に今の派遣先を辞めて新しい派遣先に切り替えることができれば無給の期間を作ることはありませんが、バックれてしまうとそうは行きません。
そのまま1ヶ月無職の状態に突入でもしようものなら生活に支障をきたす可能性も出てくるでしょうし、失業手当なども待機期間が増えてしまう可能性もあります。
しかし、ばっくれたいと思った時に派遣会社の担当者に連絡すれば、バックれたら金銭的にも今後のために大きな損をすることを説明してくれます。
すると、「嫌なら嫌なりに正式な方法を取ってちゃんとやめよう。」という気持ちになれるものです。
また、あなたがバックれたことが原因で会社に大きな損害を与えた場合には損害賠償の対象になることが可能性は非常に低いですがあります。
現実には損害賠償請求の手続きはとても複雑です。
ましてや裁判手続きなどに発展すると面倒な上に裁判費用も掛かります。
そのため、実際に損害賠償手続きをする派遣先は非常に少数です。
それでも大きな損害が出た場合には損害賠償請求を受ける可能性がゼロとは言えないのです。
賠償請求額にもよりますが、時には大きな負債を抱えることになりかねません。
また、バックれると次の仕事に大きな悪影響が出ます。
同じ派遣会社からは仕事を紹介してもらえなくなります。
派遣会社は信用が大切です。
派遣会社の立場では、自社が派遣した社員がバックれたとなると大きな責任問題になります。
そのため、一度バックれた人は使えないというのは派遣の常識と心得ましょう。
バックれると次の職場を探しにくくなるという大きなデメリットがあるのです。
派遣先、派遣元企業もバックれられると大変なんです。
派遣社員がバックれた場合、まず大混乱するのが派遣先ですぐに代わりの人員の手配をしなければなりません。
もちろん派遣元企業でも代わりの人員の手配をします。
しかし、あらゆる仕事にはその会社独特のやり方があったり時には商品知識が必要なこともあったりもします。
入念な引き継ぎをしなくてはすぐにはこなせない仕事が少なくないのです。
そんな場合、派遣先で何らかの事故や行き違いが起きることもあり、損害賠償の対象になるのはこんな事故や行き違いから起きる損失です。
派遣社員と言えども派遣された以上、大きな責任を担っていると認識しましょう。
元々派遣契約は派遣先と派遣元企業の間の契約なので派遣社員がバックれたら派遣元企業が責任を取らなければなりません。
派遣元企業は代わりの人員の手配やお詫びに追われることになり、多くの費用と時間が浪費されるのです。
もしバックレた社員が音信不通なら所在確認の責任も出てきます。
派遣社員の雇用主は派遣元企業なので雇用主としての責任も取らなければならないのです。
音信不通状態の日が続くと時には警察沙汰に発展しないとも限りません。
こんな場合には警察に対する対応もしなければならないのが派遣元企業の立場です。
派遣元企業では何人ものスタッフの時間を取られてしまうことになってしまいます。
退職する前は14日前、できれば1ヶ月前には担当に相談を
派遣先と派遣元企業で社員を派遣するときには期間を定めて契約しています。
そのため、派遣社員が契約期間途中でバックれたら契約違反になります。
派遣元企業は契約違反の責任を取らなければなりません。
故に派遣社員の最も円満で合法的な辞め方は期間満了時です。
期間満了時に次の更新を断るという方法は派遣社員として責任のある行動と言えます。
どうしても、それまで我慢ができないと思ったときには、辞めたい日の14日前には派遣会社の担当者に辞めたい気持ちを伝えましょう。
できれば一カ月前から相談をしておくと他の人員を確保したりなど派遣元企業としても対処しやすくなります。
とはいえ、職場でのトラブルやセクハラなどは予定して起こるものではありません。
そんな気持ちに襲われたときには、まずは派遣元の担当者に連絡した上でどうしても退職が認められず残りの出勤日の日数を許容できないのであれば派遣先企業にある問題点を証拠として集めておき退職請負業者の利用も検討しましょう。
きちんと退職の意思を伝えて辞めるのとバックれるのとでは大違いです。
退職請負業者なら、自分で連絡しなくても退職の意思をはっきり伝えて、その後の転職に必要な書類の請求などの処理もサポートしてくれます。
バックれると良いことは何にもない?
バックれてしまうと、多くの人に迷惑をかけるだけではなく、そのあとはその派遣会社では仕事を紹介してもらえなくなります。
と感じることがあったとしても、正式なルートを通じてきちんと辞める手続きをとることで、そのあとの求職もスムーズにいきます。
「バックれ」は、その瞬間は楽ですが、そのあとには様々なデメリットが待っています。
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